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フラーのデザイン

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ヒトに寄り添うデジタルをデザインするデザイナーやその取り組みをご紹介。デザイン会社ではないフラーだからできること、やってきたことをお伝えします。
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#企業のnote

デザイナー同士だからこそ話せる場を創りたい フラー×アクセンチュアソング CDO/CXO交流イベントを合同で開催

デザインに関わる者同士だからこその“ここだけの話”ができる場を創りたいーー。そんな思いを形にしようと、フラーとアクセンチュア ソングは2023年12月、CDO/CXO交流イベント「BONENーKAI」を開きました。 各企業や団体のトップデザイナーをはじめとする40人以上が集結。デザインに関わる企業や組織で責任者や統括を務める仕事だからこそ抱える悩みや課題を共有したり、普段なかなか会えない仲間との交流を深めたりしました。 各分野の最前線で活躍するトップデザイナーが集まったイ

フラーの1年どうだった?2023年新卒インタビュー(デザイナー編)

新卒採用を積極的に実施しているフラー。 今回は、2023年新卒のデザイナーとして採用された吉井さんに、フラーに入るまでの経緯や新卒研修の内容、案件を担当してみての感想などを聞いてみました。 フラーに入るまで新卒入社1年目、デザイナーの吉井です。 大学ではデザイン学科でビジュアルコミュニケーションデザインを専攻していました。 その中でインタラクションデザインというUI/UXに関するものを学び、普段からアプリなどを触る中で「人に寄り添ったデザインってどういうものだろう」と考えて

新たな創り手となるあなたへ。内定証書デザインに込めたフラーデザイナーの思い

「内定証書を受け取った瞬間に、みなさんはサービスのユーザーから創り手に立場が変わります。そんなこれから起こる環境の変化をスマホの視点からユーザーの手を見るような表現でデザインさせてもらいました」 2023年10月に催されたフラーの内定式でそう伝えたのは、この年の内定証書デザインを任されたデザイナーの佐藤さんです。 新卒社員の受け入れが本格化した昨年から、フラーでは内定証書と入社証書のデザインを社内公募のコンペで決めています。審査を行うのはデザイナーとして自らも手を動かし続

花火大会イベントならではの、デザインと開発の向き合い方

この度、長岡花火財団とともに企画・開発を手掛けている「長岡花火公式アプリ」が、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。 アプリを手がけるフラーのデザイナーが、花火大会イベントならではの機能や、フラーのデザインや開発への向き合い方について綴りました。 長岡花火公式アプリが作られた背景「長岡まつり大花火大会」とは、新潟県長岡市で毎年8月2日、3日に開かれる花火大会です。 日本三大花火の一つである華やかなイベントですが、起源は長岡空襲で亡くなられた方々への慰霊と、長岡の復

社内コンペで気づきと成長を。フラーの内定証書デザインプロセス(後編)

10月に開いたフラーの2023年新卒内定式で手渡した内定証書。フラーのデザイナー組織「フラーデザイン」のデザイナーが作成したもので、社内コンペで選ばれました。 フラーのデザイナーはどんな思考やプロセスを経て一つのものを創り上げるのでしょうか。普段はなかなか見えにくいフラーでのデザインの過程について、内定証書を事例に紹介します。 後編では今回のデザインコンペで審査を担当したCDOの櫻井とコンペの運営を担当したデザイナーの小野田が経緯や思いを語りました。(撮影時はマスクを外し

トータルの体験をデザインするということ。フラーの内定証書のデザインプロセス(前編)

10月に開いたフラーの2023年新卒内定式で手渡した内定証書。フラーのデザイナー組織「フラーデザイン」のデザイナーが作成したもので、社内コンペで選ばれました。 フラーのデザイナーはどんな思考やプロセスを経て一つのものを創り上げるのでしょうか。普段はなかなか見えにくいフラーでのデザインの過程について、内定証書を事例に紹介します。 前編では今回のデザインを手がけたデザイナーが着想から制作、納品までを語ります。 『フラーから生まれた花束』を贈る今回の内定証書のデザインは、入社

最上流からのデザインを徹底体験!サービス設計の流れが掴めるフラーのオンボーディング課題

数多くのデジタルプロダクトを手がけるフラーは、社長・副社長がともにデザイナー出身。創業以来、エンジニアリングだけでなく、デザインの力も大切にしています。 そんなフラーでは現在、デザイナーを積極募集中! そこで今回は、フラーのデザイナーチームではどんなオンボーディングが行われているのか、実際にそれを受けた新規入社のメンバーに、話を聞いてみました。 ——簡単な自己紹介をお願いします菅野: 2021年12月入社の、デザイナーの菅野です。 フラーに来るまでは、上から降りてきた仕様に

「細部にこだわり、いいものをつくる。」筑波山登山アプリを手掛けたデザイナーが向き合う、フラーでデザインするということ

株式会社ARC地域研究センター、筑波大学芸術系の原忠信准教授、つくばトレイルガーディアンズ、株式会社ターバンとともにフラーが2021年11月にローンチした筑波山登山アプリ「Mount Tsukuba」は、筑波山登山をもっと楽しく安全にするアプリです。 遭難時に救援してもらいやすいよう登山届をアプリの中に組み込む、山での混雑緩和のために登山ルートを分散させるといったさまざまな仕掛けを機能として実装しています。 また、頂上でARフラッグと撮影する機能を搭載。筑波山登山を自慢で