【2024年最新版】Threadsが一番使われる時間帯は?いいねがつきやすい時間を調査
Instagramを手がけるMeta社が2023年7月にローンチした短文投稿型の新たなSNSアプリ「Threads(スレッズ)」。Facebookやインスタとの相互連携の効果もあり、まもなくローンチから約1年が経過する現在もなお成長の途上にあります。
XやTikTokなど他のSNS系アプリの競合として登場したThreadsはいま、どんなユーザーが使っているのでしょうか。また、Threadsが最も使われているのはいつでしょうか。
フラーが手がけるアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」のデータから紐解きました。
Threadsでのユーザーのいいねやフォローといったアテンションを増やしたいクリエイターや企業アカウントのSNS担当、マーケティングやキャンペーンなどビジネス施策に活かしたいユーザー必読の記事です。(データは全てApp Ape推計、iOS・Android合算)
ローンチから1年、Threadsは幅広い世代が利用
App ApeでThreadsの2024年5月の性年代別ユーザー割合を見ると、最も割合が高いのは20代男性(11.5%)で、以下、20代女性(11.2%)、40代女性(10.7%)、30代女性(10.3%)と続きます。デジタルネイティブである若年層の割合が高い傾向にあるものの、年代別のばらつきは比較的小さく、幅広い年代のユーザーが利用していることがわかります。
2024年5月のユーザーあたりの日間平均利用時間は4分1秒で、2024年1月に比べ1分17秒増となりました。今年に入ってから1.5倍近く伸びている計算となり、SNSアプリとしての存在感が高まっていることが伺えます。
Threadsの時間帯別利用率は?
2024年5月のThreadsの所持者数と曜日・時間別の利用者数から算出した時間帯別利用率を見ると、休日・平日ともに最も利用率が高いのは21時台でした。
利用のピークを見ると、平日は7時・正午・19時〜22時に山があるのが確認できます。
土曜日はこの山が比較的穏やかで、日曜日は日中の山がない代わりに断続的な利用がなされているのがわかります。
他のSNSアプリ同様に、人々の生活時間に合わせて投稿のタイミングを調整することは初動のいいねなどのエンゲージメントを獲得するのに有効そうです。
一方、Threadsの場合、他のアプリに比べて利用のピークの山が穏やかで、平日と休日の差も比較的小さいことから、時間帯に囚われずにコツコツと投稿を積み重ねることも重要そうです。
他のSNSアプリの利用時間の動向はこちらの記事で解説しています。合わせてぜひご覧ください。
「まずはやってみること」が一番重要
さまざまなSNSアプリが登場する中、ThreadsはSNSとしての本来的なテキスト機能を大切にしていると筆者は見ています。
動画やライブ配信などさまざまな機能を一つに統合するのではなく、一つのアプリに大きく一つの機能をメインとして据えるという姿が垣間見えるからです。Facebookとインスタグラムという異なる性質のSNSを有しているMeta社ならではの特徴かもしれません。
Threadsは、TikTokの34分(※1)やXの42分(※2)に比べるとまだまだ利用時間の伸びが期待できるのも事実です。
大きな成長が期待できるThreadsで効果的な発信を実現するためには、時間帯別の利用動向を参考にしながら、まずは「やってみる」ことが重要です。
今回のデータを生かしてビジネスやクリエイターがSNSを有効活用する手助けになれば幸いです。
※1:TikTokのユーザーあたりの日間平均利用時間。2024年4月
※2:Xのユーザーあたりの日間平均利用時間。2024年4月
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