見出し画像

【2024年最新版】Xの投稿でいいね・リポストがつきやすい時間帯は?

SNSアプリ「X(旧Twitter)」は単に情報を発信するだけでなく、フォロワーとの関係を築くためにも重要なツールです。

投稿後の初動のインプレッションを高めて拡散を図る上でも、リアルタイムで音声配信ができる「スペース(Space)」でフォロワーとリアルタイムのコミュニケーションを活性化させる上でも、時間帯別のアプリ利用動向は非常に重要な要素となります。

そんなXが一番よく使われる時間帯はいつなのでしょうか?

 フラーが手がけるアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータをもとに、Xのユーザー利用の動向や「いいね」や「リポスト」をはじめとする各種のエンゲージメントが高まりやすい時間帯を探りました。

ユーザーに価値ある情報を発信したいXユーザーやフォロワーを増やしたいインフルエンサー、サービスやプロダクトのファンを獲得しようと企業でSNS運用を担当するビジネスパーソンなど、Xを生かした取り組みを手がける方々にとって必読の記事です。(数値はApp Ape推計、iOS・Android合算)


いまもなお利用が活発なX

2023年から2024年の1年間で、SNSアプリを取り巻く状況は大きく変化しました。

2023年7月にはインスタグラムやFacebookを手がけるMeta社が新たなSNS「Threads」をローンチ。それぞれのSNS間の連携の効果もあり、ユーザーは右肩上がりで推移しています。

さらに2024年2月には「Bluesky」が招待制から一般公開制に移行。これまでのSNSとは一線を画す形でこちらも利用者数を伸ばしています。

それでもなお、情報収集や発信、顧客との接点創出、マーケティング、コミュニティー形成、UGCの創出、マネタイズなど実にさまざまな観点からXは今もなお活用が活発です。

実際、2024年4月のXのユーザーあたりの日間平均利用時間は33分で、人々の可処分時間の中で確実に使われていることが伺えます。
ツイートによる情報収集・発信に加え、動画の視聴、「スペース」を使った音声配信、コミュニティー機能など多岐にわたる機能を実装することでユーザーの継続利用の確保につなげているようです。 

Xの最新の時間帯別利用率は?

Xの時間帯別利用率(2024年4月、所持者数に占める時間帯別利用者数の割合を算出)を見ると、平日は7〜8時、12時、17時〜22時の3つの時間帯でピークを確認できます。

このうち最も大きいピークである17時〜22時は、20時台と21時台がいずれの曜日も最も利用率が高い傾向にありました。

平日朝のピークの7〜8時は通勤・通学時間帯、12時のピークはランチタイムや休憩の時間帯、17時〜22時は仕事や学校が終わった後の時間帯であり、それぞれ生じた時間にニュースなどの情報収集をする人が多くいることが示唆されています。

一方で、土日は平日に比べて朝のピークが存在せず、9時〜23時まで利用率が高い状態が続きます。ユーザーが休日の自分の時間にXを開いて情報を集める様子が目に浮かびます。

これらの傾向は2023年以前と大きく変わっておらず、人々の一般的な生活様式・行動パターンと密接に関連していると筆者は感じています。Xを利用する人々の生活様式や行動パターンに合わせて、タイムリーに情報を発信することが重要であることがうかがえます。

特に、ユーザーの利用が集中する17時〜22時は、情報を発信するタイミングを見極め、リアルタイムでのコミュニケーションを図ることが、より多くのアプリユーザーを獲得するために必要であると考えられます。

一番よく使われる時間帯を把握して効果的な発信を

Xは情報を収集したり、ニュースを追ったりするために使われることが多く、“タイムライン”という言葉が象徴するようにユーザーはリアルタイム性を重視する傾向にあります。

有料サブスクリプションサービスで長文が投稿できるようになった現在では、特にビジネスパーソンやメディア関係者が1回のポストでより詳細な情報をユーザーに伝えることができるようになったため、情報収集・拡散手段としてのXの活用価値はいっそう高まっているとも言えるでしょう。

そのような状況を踏まえてXをより効果的に活用するためには、一番よく使われる時間帯を知ることが重要です。Xの利用動向を把握することで、情報発信やマーケティング戦略の策定がより精緻で効果的なものになるのは間違いないでしょう。

ユーザーがXをよく使う時間帯を参考にしながら、Xでのより良い情報発信につなげてみてはいかがでしょうか。

ーーー
App Apeサービス説明資料

お問い合わせ

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!もっと詳しくフラーを知ってみませんか?