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【2024年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間は?アプリユーザーが多い時間帯を調査

App Ape Lab編集部はこのほど、フラーが手がけるアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積する2024年3月のデータをもとに、Meta社が手がけるインスタグラム(Instagram)のユーザーの動向や、動画再生数・「いいね」をはじめとするエンゲージメントが高まりやすい時間帯を読み解きました。

価値ある情報や人の心を動かす動画や写真、音楽などの各種クリエイティブをユーザーに届けるため、動画再生数や「いいね」などを少しでも増やしたいインスタユーザーやインフルエンサー、企業でSNS運用を担当するビジネスパーソン必読の記事の最新版です。(数値はApp Ape推計、iOS・Android合算)


ヘビーユーザー52%、定番SNSアプリの地位は不動

インスタグラムの定番SNSアプリとしての地位は、年を追うごとに確固たるものになっています。記事執筆時点の2024年4月15日のGoogle PlayソーシャルカテゴリとApp Store写真/ビデオカテゴリの無料アプリランキングを見ると、インスタグラムはいずれも首位を獲得しており、ローンチから長期間経過したアプリの中でも不動の位置を保ち続けています。

2024年3月のユーザーあたりの日間平均利用時間は22分36秒で、前年同月に比べ59秒増となりました。
さらに月間利用日数が月の21日以上のヘビーユーザーの割合は52.0%と高く、ユーザーがアプリを継続して利用している姿が浮かび上がります。

インスタが一番アクティブな時間帯は?

アプリ所持者数に対する時間帯別利用者数(HAU)の割合から算出した、インスタグラムの2024年3月の時間帯別推定アクティブ率は以下の通りです。

時間帯別利用率が最も高いのは日曜と月曜21時台の17.6%で、最も低いのは月曜4時台の1.9%となりました。いずれの曜日も一番のピークは21時台となっています。

平日と土日を比べると、ユーザーの利用傾向が大きく異なる傾向が読み取れます。

具体的には、平日は朝の通勤・通学前の7〜8時、昼休みの12時、学校や仕事といった日中の活動が終わったり落ち着いたりしている19〜22時にピークが発生しています。
いずれでもすきま時間にインスタを開いている傾向が見えます。

一方、休日は平日の朝のようなピークがない代わりに8時台から0時台まで断続的に利用率が高く、平日と明らかに異なる利用パターンであることが見て取れます。特に日曜の日中は、平日の昼間のピークと同じかそれ以上の利用率となっています。

時間帯を意識した投稿がもたらすもの

時間帯別利用率のデータから読み解ける示唆には様々なものがあります。
特に示唆が大きいのは、土日の利用率の高さです。

投稿する際の参考になる知見として、投稿から24時間で消失するストーリーズを土日の朝に投稿することで、断続的な利用がある休日の日中からピークの夜までストーリーズが露出する形となり、アプリを開いたフォロワーの目に止まる確率が上がるーーといった仮説を持って投稿することができるでしょう。

平日、休日のいずれも一番のピークである21時の少し前に投稿することで、投稿直後の初動のいいねやリールの再生数を稼ぐことができるといった仮説で動くこともできるかもしれません。

また、ユーザーがリアルタイムで視聴するライブ配信については、開始・終了時間などタイミングが重要となることから、アクティブにユーザーが使っている時間帯を狙った配信を行う、あるいは競合を避けて深夜や朝の時間帯を狙うーーといった動き方の戦略に役立てることもできそうです。

時間帯別の利用率の傾向をデータで把握することで、利用者の動向を意識した投稿をすることができ、効果的なエンゲージメントにつなげられる可能性が高いと筆者は感じています。

データを生かしてエンゲージメントを高める

X(旧Twitter)に加えてBlueskyをはじめとする新興SNSの登場で競争が激化する中、インスタグラムは長年に渡ってユーザーの継続利用を実現しているアプリです。

当初は単一の写真共有というシンプルな機能だったインスタグラムは、動画投稿や複数写真投稿、24時間限定で表示されるストーリーズ、レコメンドで好みの動画を共有・拡散するリール、ライブ配信のインスタライブと多機能化。X、LINE、TikTok、Facebook、YouTubeなどユーザー同士の双方向のコミュニケーションを伴うアプリとの競争の中で変化してきました。

さらにインスタグラムは、短文投稿型のThreads(スレッズ)、Facebookの相互連携によって、自社SNSを回遊する仕組みを構築したMeta社は他のSNSアプリにはない強みと独自性を手に入れているといっても過言ではありません。

いずれのSNSアプリを利用するにしても、いいねやシェア、フォロワー数をはじめとする「エンゲージメント」はユーザーにとって重要な指標であり、ローンチ当初から変わらない傾向です。

エンゲージメントは個々のユーザーの達成感だけでなく、商品やサービス、ブランドに関する情報を発信するアカウントにとっては事業の成否の鍵を握る極めて重要なマーケティング施策となります。

特にSNS上に“住んでいる”とも表現されるデジタルネイティブのZ世代が消費を担う世代になってきたことも相まって、SNS施策の重要性はここ数年で最も高まっていると筆者は感じています。

インスタグラム上でのユーザーの動きを捉えた時間帯別の利用動向は、あらゆるユーザーのアカウントにとって示唆を与え、成長の原動力になると信じています。

[指標の説明]
※HAU:当該アプリの対象期間における、1時間ごとの起動・利用ユーザー数

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App Apeで蓄積するデータをもとに、様々なアプリの動向や特徴をまとめたレポートを公開中!

▼App Apeサービス説明資料


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