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フラーとレコチョクのエンジニア勉強会。スマホアプリ開発に向き合うクリエイターが会社の外で感じた学びと共感

フラーのデジタルパートナー事業は、顧客であるパートナーをスマホアプリ開発を中心にデジタルの面から支える事業です。

そのため、フラーには多くのエンジニアが在籍しています。(社員の4割ほどがエンジニアリンググループ所属です!)普段からAndroidやiOS、サーバーサイド、フロントエンドのユニット別やエンジニア全体で社内勉強会を開催していますが、社内だけでは見えない視点があるのも事実です。

そんな中、とあるエンジニアからの持ち込み企画をきっかけに今回デジタルを駆使して音楽を中心にビジネス領域を拡大している株式会社レコチョクとの合同勉強会を開催が実現しました!

今回のデジタルノートではその様子をレポートします。


アプリ開発で手を動かす人に向けた勉強会

勉強会が開催されたのは2024年3月の始め、場所は渋谷にあるレコチョク本社です。

勉強会のテーマは、“わたしたちのモバイルアプリ開発”。アプリ開発を中心にものづくりに取り組んでいるフラーと音楽市場の最大活性化に向けてモバイルをはじめデジタルを武器に取り組むレコチョクによる、LT会を中心とした2社合同勉強会です。勉強会を通してこれまで知らなかったことを知ったり、社内だけでは気づかなかった視点を得たり、新しい発見を多く持ち帰ったりできたらと企画されました。

今回の勉強会を企画したフラー担当者はエンジニアリンググループ テックリードでiOSエンジニアの韮澤(@nirazo)です。レコチョクのiOS開発グループ エンジニアリングマネージャーの村田さんといっしょに勉強会を企画してくれました。

フラー韮澤(写真左)とレコチョク村田さん(写真右)

当初はアプリ開発を主軸としたエンジニア向け勉強会を企画していましたが、企画を進める中で両社共にデザイナーとの関わりについても関心が高いことがわかり、エンジニアだけでなくデザイナーも参加する勉強会に発展しました。

当日の参加者は全部で38名。フラーからはエンジニア11名とデザイナー5名、合計16名が参加しました。

ここからは当日の様子を写真を交えながらお伝えします。

共感と学びを感じたLT会

はじめに今回の勉強会を企画したレコチョク村田さんとフラー韮澤がそれぞれの会社について説明しました。

時折微笑んでしまうような軽快なトークで場が温まった後は、勉強会のメインであるLTがスタート!

トップバッターはレコチョクが音楽業界に向けて展開するワンストップECソリューション「murket」UI/UXデザインチームのリーダーの山里さんです。『リサーチのすゝめ』と題し、ユーザーテストを行うきっかけやテスト結果の社内発信の大切さについて実際に取り組んでいるリアルな視点で伝えてくれました。

ユーザー視点を大事にしているフラーにも興味深い内容で、質疑応答でLT内容をさらに深める質問がされていました。

「エンジニアの方〜?」という山里さんの問いかけに答える会場の様子

続いて、レコチョクiOSアプリ開発グループリーダーの河野さんによる『デザイントークンを設計してみた!』です。デザイナーとエンジニアの連携が整うようにとデザイントークンを導入した経緯やトークン設計を実例を交えて詳しく紹介してもらいました。

エンジニアとデザイナーの連携はフラーでも日々取り組んでいることもあり、熱心にメモを取る参加者の様子が見られました。

設計見直しの手法についてフラーのデザイナーからも質問がありました。(写真中央)

休憩を挟んで後半LTはフラーの登壇です。まずはエンジニアリンググループ統括マネージャーの秋田が『楽しくプロダクト開発できる環境にするために』をテーマに、フラーなりに取り組んでいることとその中で思う胸の内を話してくれました。

プロダクト開発における悲喜こもごもの話には共感する人が多かった様子で、時折笑いが起こったり深くうなづく場面が見られたりしました。

質疑応答でも笑みがこぼれるくらいにリラックスした雰囲気でした。

そして最後の登壇はフラーCDOでデザイナーとしても手を動かし続けている櫻井(@sacurai)。テーマは『デザイナーとエンジニアをつなげる3つの心がけ』です。デザイナーとしてエンジニアとものづくりを続けているからこそ大事にしていることを3つのポイントに絞って伝えました。

現場で実際にされているやりとりをベースにした会話を基にしたLTはイメージしやすく、レコチョクの方からはより具体的な関係値の作り方について質問が出ました。

フラー社員のようす。一緒に働いているからこそ、改めて感じる学びがあったようです。

「実際どうなの?」の話が弾んだ交流会

LT後は参加者がエンジニア・デザイナー問わずテーブルを囲む形で交流会がスタート。

会場は終始リラックスした雰囲気で、以下のような話をしていたと聞きました。

  • デザイナー組織ってどんな体制?

  • エンジニアの教育、どうしてる?

  • 入社する人の教育方針や研修の進め方って?

  • エンジニアはどうプロジェクトに関わってる?

  • 新しい技術、どう取り入れている?

  • 職種間の心理的な壁ってありますか?

  • 自社の好きなSlackスタンプを教えて!

勉強会を経て知ったお互いの組織や会社のもう少し具体的なことへの質問で話に花が咲き、和やかな空気に包まれながら会社間や職種間の共通点や違いに共感したり新しい発見があったりする学びの多い時間になったようです。

最後は韮澤からの挨拶と一本締めで、合同勉強会は終了しました。

「今日学んだことを持ち帰って、それぞれ日々の仕事に活かしてもらえたらうれしいです」と話した韮澤。

おわりに

今回の勉強会を通して、社内だけでは見えないことをたくさん知ることができました。

レコチョクの村田さんをはじめとするみなさま、本当にありがとうございました!

この学びを糧に、フラーはエンジニア・デザイナー共にこれからもプロダクト開発やプロジェクトに取り組んでまいります。

また、フラーではこれから会社の中はもちろん、会社から飛び出して他の企業の方々との勉強会や交流を通してさらに成長できたらと考えています。そしてアプリ開発や“本当に必要とされるプロダクトづくり”に一層力強く取り組んでいく所存です。

その様子は今後もこの『フラーのデジタルノート』で伝えていきますので、引き続きチェックしていただけるとうれしいです。

▼レコチョクエンジニアブログでも今回の勉強会レポートが掲載されています!

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