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【インターンシップレポート】柏の葉で開催したフラーのエンジニア向け短期インターンシップ2024冬をレポートします!

フラーは2024年12月23日から27日までの5日間、エンジニア向け短期冬のインターンシップを柏の葉本社で開催しました。

この記事ではインターンシップの様子を当日のSNSポストとともにお届けします!


インターンシップ概要

今回のインターンシップでは、2017年よりフラーが開発を担当している『長岡花火公式アプリ』を教材に、参加者が各々で開発を進める形式を採用しました。

『長岡花火公式アプリ』は2023年にグッドデザイン賞を受賞したアプリです。デザインにもこだわるフラーのアプリ開発を体験してもらいました。

個人で開発を進めるだけではなく、メンターとして参加する社員からマンツーマンでレビューを受けたり、エンジニアやデザイナーをはじめとするさまざまな職種と関わりながら進めるという、普段からフラーが行っているアプリづくりを体験できる内容としました。

これまで実施してきたAndroidのモバイル開発に加え、新たにフロントエンドのコースも設けたほか、フラーの雰囲気も感じてもらえる5日間を準備しました。

5日間の様子を詳しくレポート

1日目:オリエンテーション

フラー柏の葉オフィスにインターン生とメンターが集まった初日。

今回はAndroid2名、フロントエンド1名の合計3名がインターンに参加しました。

少し緊張しているように見えたオリエンテーションでしたが、徐々に緊張もほぐれて打ち解けていきます。

フラーの社内の雰囲気を少しでも感じてもらおうと、初日の夜は懇親会を開催。インターン生同士はもちろん、5日間マンツーマンで伴走していくメンターや柏の葉オフィスの社員ともコミュニケーションを取る機会を設けました。

執行役員経営企画グループ長の下田が会社について説明
インターン参加者とメンター社員が顔合わせ

2日目:開発に集中する日

2日目からはいよいよ本格的に開発がスタートしました。カリキュラムを進めていく中で難しい場面に直面したインターン生は、それぞれにマンツーマンでついているメンター社員に「ここはどうすればいいですか?」と相談しながら開発に取り組みました。

この日の午後は柏の葉の飲食店にインターン生とメンター、インターンを運営する社員でランチへ行き、お互いに仲を深める時間も過ごしました。

メンター社員と参加者が作業に集中
息抜きの休憩時間では楽しく雑談

3日目:パネルディスカッション 

3日目にはフラーのインターンシップとしては初の試みとなる、フラー社員によるパネルディスカッションを行いました。

フラーが手がける各プロジェクトで重要な役割を担うディレクター・デザイナー・エンジニアの3職種の社員が登壇。ユーザー体験を重視した開発の実際やそれぞれの職種の関わり方などについて語りました。

パネルディスカッションの後の質疑応答では、インターン生からの質問が殺到。当初の予定より30分以上延長するほどの盛り上がりを見せました。

休憩時間にはコーヒー部の社員が参加者へコーヒーを淹れてくれました
パネルディスカッションで顧客との関わり方について話すデザイナーとディレクター

パネルディスカッションについて、インターン生から以下の感想が寄せられました。

仕事をする上で関わるエンジニア以外の職種の方と初めてお話しできて、社会に出てエンジニアとして働くときにどうプロダクトが動いていくのかが分かってとても学びが多かったです。

エンジニア以外の目線からのお話を聞かせていただき、とても貴重な体験になりました。
どんなエンジニアがありがたいかなど今回のパネルディスカッションでしか聞けない内容だなと思いました。

プロジェクトを進めていく上でエンジニアがデザイナーやディレクターとどう関わっていくか知ることができて良かった。

それぞれインターン参加者アンケートより

4日目:柏の葉の街を知る / デザインを学ぶ

4日目の午前は“デザインってなんだろう?”と題して、CDOの櫻井がデザインについて講義しました。

デザインについて語る櫻井

現在も第一線でデザイナーとして活動を続けている櫻井。

「デザインってなんだと思いますか?」や「このデザインの改善すべき点は?」などインターン生への問いかけを交えながら進めた講義はあっという間に時間が過ぎていきました。

デザインは見た目だけではなくユーザーをベースにした使用感全体のことということを学べて、身の回りの見逃してしまうほど自然でユーザーのことを考えているデザインについて考えられるようになりました。

今までデザインは見た目のことが主なことだと思っていたので、デザインは"人のことをベースに考えたものづくり"であることに大きな衝撃を受けました。

デザインについては学ぶ機会が少なく、初めて知ることが多かった。自分の身の回りにあるデザインに対して「なぜこのデザインなのか」という視点を持ち、今後の開発にも活かしていきたい。

それぞれインターン参加者アンケートより

午後にはCTOの伊津による開発案件を中心に会社説明を実施しました。

現場での顧客体験を重視するフラーならではのものづくりについて、新潟の顧客の開発案件を中心に解説。

 CTOの伊津(写真左上)が会社について説明

さらに、普段は新潟にいる伊津は新潟オフィスの魅力についても紹介。実際のオフィスの写真を交えながら、新潟とフラーのオフィス環境の充実ぶりなどを伝えしました

新潟オフィスについて説明する伊津(写真左)

5日目:成果発表会

最終日はiOS / フロントエンドの参加者それぞれに向けて、アプリ開発の工程で欠かせない「テスト」についての講義も行いました。

iOSエンジニアの韮澤がテストについて説明
フロントエンドのテスト講義はマンツーマンで実施

講義を通してテストについての新しい学びや気付きがあったようです。感想をいくつか紹介します。

今までの開発では意識したことなかったテストを書くということの、必要性と重要性を学ぶことが出来ました。言葉で説明されただけでは理解できなかった部分をコードを見せてもらっての説明や、実際にテストコードを書くというタスクがあったので理解度が深まりました。

個人開発では、テストを書くことはなく、また学ぶタイミングもなかったので、今回の講義でテストを書くことの大切さがとてもわかりました。

テストは普段個人開発をしている上ではしようと思うことがなく、貴重な学びを得られた。学生のうちに学ぶ機会は多くないと思うので、今回の講義をきっかけに学んでいきたいと感じた。

それぞれインターン参加者アンケートより

午後からは初日から取り組んできた開発の総仕上げ。インターンの5日間で学んできた知識を総動員し、メンター社員との二人三脚で最後まで駆け抜けました。

すべてのカリキュラムを終えたインターン生は、成果発表会でこの5日間を通しての学びや気付きについてそれぞれの視点で共有し合いました。

インターン生の発表の後は、参加したメンター社員も5日間を通しての感想を共有しました。教える側として参加したメンター社員にも非常に多くの学びがあったようです。

Androidのメンターとして参加したハルコさん
Androidのメンターとして参加したヒロキさん
フロントエンドのメンターとして参加したケイトさん

インターンシップ修了証の贈呈も行いました。

インターンシップ運営メンバーからそれぞれ感謝の言葉を伝えた後、最後にインターン生とメンター社員の集合写真を撮影して今回の冬のインターンシップが幕を閉じました。

さいごに

インターンシップ参加者からいただいた全体を通しての感想を一部ですが紹介します。

このインターンシップで技術的な成長はもちろんですが、オフィスだけでなく町並みも含め、働く環境なども知ることができフラーで働くイメージもできました。
散策やパネルディスカッション、テスト講義、デザイン講義など他社では体験できないこともたくさん体験させていただきとても嬉しかったです。

自分にとっては初めて参加するインターンになりましたが、非常に充実した時間を過ごすことができました。大学の後輩にもフラーのインターンを勧めてみようと思います。

開発以外の講義や町散策のような時間がこんなにあると思わず、技術以外にも本当に多くの刺激からいろんなことを学ぶことが出来ました。メンターさんにはとても優しく丁寧に教えていただいて質問がしやすかったり、他の方も質問したらとても親身になって答えていただいたのでリラックスして過ごすことが出来ました。

それぞれインターン参加者アンケートより

今回のインターンシップで学んだことが参加したみなさんの将来の糧になっていたら、これ以上にうれしいことはありません。参加していただき本当にありがとうございました!

無事に閉幕した冬のインターンシップですが、早くも次回2025夏のインターンも開催が決定しています。詳しくは今後、フラー公式SNSや別のnoteでお伝えする予定です。ぜひ続報をお待ちください。

過去のフラーのインターンシップについては「#フラーのインターン」でまとめています。過去のインターンシップの様子はハッシュタグからご覧ください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!もっと詳しくフラーを知ってみませんか?