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日本人は1日平均5時間半をアプリ利用に費やしている【四半期アプリ市場レポートQ3編を公開】

フラーはこのほど、アプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータをもとに、2023年7月〜9月のアプリ市場の変化や急成長したアプリを調査した「四半期アプリ市場レポート2023年Q3編」を公開しました。

2023年5月にChatGPT公式アプリが日本でリリースされ、生成AIが話題になったこの時期、アプリ市場にはどのような動きがあったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。(データは全てアプリ市場分析サービス「App Ape」調べ、対象はAndroid)

「四半期アプリ市場レポート 2023年Q3編」は下記より無料でダウンロードいただけます。
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アプリの平均DAU利用時間ともに伸長

(四半期アプリ市場レポートQ3編 P7より引用)

App Apeで計測可能な全てのアプリの平均DAU(日間利用ユーザー数)は前年同期比で9%増加しました。要因は様々考えられますが、毎日の利用が習慣化しているSNSアプリや、ヘルスケアアプリなどの利用率が増加している可能性があります。

1ユーザーあたりの日間平均アプリ利用時間は、前年同期比38分増の5時間28分となりました。生成AIアプリをはじめとした様々なジャンルや機能を持つアプリが誕生したことから、ユーザーがアプリに費やす時間が増加した可能性が考えられます。

2023年リリースのゲームアプリが3つランクイン

(四半期アプリ市場レポートQ3編 P11より引用)

2023年Q3の売上ランキングを見ると、2023年にリリースしたアプリが3つ登場。7位に「ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険」(カテゴリ:カード)、10位に「崩壊:スターレイル」(カテゴリ:アドベンチャー)、15位に「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」(カテゴリ:ロールプレイング)がランクインしました。

ゲーム以外のアプリでは9位〜20位間が変動

(四半期アプリ市場レポートQ3編 P12より引用)

ゲームを除くアプリの売上ランキングを見ると、四半期アプリレポートQ2編の売り上げランキング(2023年4月〜6月)と比較すると、上位8位のアプリでの変動は見られなかった一方で、9位以下のアプリに関しては変動がありました。
具体的には、コミックアプリの「めちゃコミック」「Renta」が前回レポートと比べてそれぞれ1つ順位を上げています。

Q3トレンドアプリ「Pokémon Sleep」のユーザー層は?

(四半期アプリ市場レポートQ3編 P20より引用)

同レポートでは、2023年7月〜9月を代表するアプリとして、7月20日にリリースしたスマートフォン向け睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」について詳しく紹介しています。

「Pokémon Sleep」は睡眠時間からスコアを算出し、記録に応じてポケモンキャラクターの寝顔を集めて楽しみながら、日々の睡眠の質を向上できるアプリです。

2023年9月の「Pokémon Sleep」の性別年代比を見ると、20代‧ 30代のユーザー比率が高く、特に女性ユー ザーからの支持を集めたことがデータから見てとれます。

「Pokémon Sleep」は2023年9月にルームウェアブランド「GELATO PIQUE(ジェラート ピケ) 」とのコラボ商品も発売しており、事前整理券に3万人が殺到するほど話題になりました。
Yahooニュースより参照)

(GELATO PIQUE HPより引用)

四半期アプリ市場レポート 2023年Q3編は、以下のような構成となっています。

・四半期におけるアプリ市場の変化
・四半期 売上ランキング
・四半期 成⻑アプリ
・四半期 トレンドアプリ

アプリユーザーの分析や動向把握は、ターゲット選定や話題の創出に大いに役立つと筆者は考えます。アプリビジネスに関わる方はもちろんのこと、アプリ市場の最新情報やトレンドにご興味をお持ちの幅広い読者にご活用いただけましたら幸いです。

▼「四半期アプリ市場レポート 2023年Q3編」のダウンロード

調査概要:
フラー株式会社が提供するアプリ分析サービス「App Ape(アップ‧エイプ)」による調査。 国内約40万台のAndroid端末データから収集したサンプルデータを対象とし、一定の条件を満たしたものを抽出し分析。
調査対象期間は、2022年7月〜2023年9月

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