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【フラーインターン2019:2日目】南魚沼市を体感する

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この記事は、インターンに参加してくださっている豊田高専三年生・成田琴美さんにお書きいただいています。
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8月20日午前、メンターの方々と私たちインターン参加学生は、南魚沼市の名所を周り、市の自然や食べ物・文化に直接触れました。

私たちが行った名所、それは霊峰八海山と『魚沼の里』。
霊峰八海山とは、南魚沼市の旧六日町と旧大和町の境にそびえる山です。
修行や信仰の山として開かれ、現在は登山や四季の自然を楽しめる場所として親しまれています。

ロープウェイを使って向かったのは、八海山4合目にある山頂駅。

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前日から心配されていた天気はなんとか持ちこたえ、曇り空ながらも、山頂駅からの雄大な森林・魚沼平野にある町全体を臨めました。
山の上の冷たくきれいな空気の中、壮大な自然や生き物とふれあえたことが強く印象に残っています。

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山の麓でいただいたのは、八海山の湧き水です。
こちらの水は、なんと硬度7の超軟水。夏でも8℃を保つため、体に優しく爽快な喉越しを楽しめると言われています。
メンターの方々や学生からは「ミネラルウォーターよりおいしい」という声も聞こえ、私自身も非常にサッパリとしており飲みやすいと感じました。

次に向かったのは、魚沼の里のなかにある猿倉山ビール醸造所。
ここでは、山をモチーフにした雑貨やビールを実際に手に取り、楽しみました。

その後、雪室貯蔵庫体感ツアーに参加しました。

雪室とは、雪の力を利用してものを冷やす『天然の冷蔵庫』です。ここで長時間熟成された日本酒は、非常にまろやかな味わいを持つと言います。
この日の雪室の温度はなんと、6.3℃でした。そして、雪の量は約600トン。あまりの大きさに、ついつい驚きの声をあげてしまう私たち。

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雪室から出た私たちを待っていたのは、八海醸造品である甘酒の試飲でした。
私は今まで甘酒が好きではなかったのですが、ここでいただいた甘酒は驚くほどスッキリしており飲みやすく、おいしく楽しめました。

お昼ご飯をいただいたのは、魚沼の里にある『みんなの社員食堂』です。

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ここのお米は、大きな釜で炊いているのにも関わらず、ふっくらしてとても甘く、帰りのバスでは「あの大きさの釜ですらこんなにおいしく炊けるってどういうことだ……」という話題で盛り上がっていました。

このような南魚沼の自然や食べ物・文化を体験し、「ロープウェイめっちゃ涼しいし、夏に来たらより最高だよね」や、「雪室の大きさとか寒さがやばい!」など、一目見てインパクトがあるものがとくに印象に残っているようでした。
『魚沼の里』には「広大な自然の中にありながら、全体的にデザインが都会っぽく洗練されていて、ギャップがとても魅力的だった」という声も。

今回の南魚沼市見学で、今まで想像していた豊かな自然だけでなく、雪室・ビール醸造などの知らない文化や技術に触れられました。
壮大な自然を目で見て、おいしいお米や水を舌で感じ、きれいな空気を体全体で感じる。五感を刺激し、南魚沼を知る良い体験になりました。


合宿場である古民家『兼続庵』に帰ってきた私たちは、メンターであるフラー社員の方々から、
・デザイン
・文章
・企画づくり
について講義を受けることに。

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デザインの講義で習ったのは、「そもそもデザインとは何か」や、「良いデザインと悪いデザインの違いはなにか」について。
デザインには、論理やテクニックがあり、非デザイナーでもこれを考えて使う必要性があるのだと感じました。

文章の講義では、読点の使い方について教えていただきました。
意識したことはなかったのですが、これからは読まれやすさについてよく考え、読点をうまく利用し、読んでもらいやすい文章を目指していきたいです。

企画づくりの講義内容は、「アイデアを形作っていくためにどのような手順を踏むか」についてなど。
リーンキャンバスやフレームワークなど、今まで触れたことのない単語を多く学べました。アイデアをまとめる機会があれば、積極的に使っていきたいです。


残りの日程で、アプリ開発チームは、各メンバーが感じた南魚沼の魅力をふまえて問題解決のためのアプリ開発を行います。
どのようなアイデアでアプリが作られていくのか、とても楽しみです。
ライターとして、みんなの頑張りを丁寧に伝えていきたいと思います。

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お読みいただき、ありがとうございました。
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