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現役高専生インターンが見た、フラーの姿と自分の可能性

若い力を取り入れて、感覚を常にアップデートし続けたい——。フラーには、様々な領域で活躍する現役の学生や若いメンバーがたくさんいます。

今回はその中の一人で、フラーのコーポレート部門とビジネス部門で業務をこなす現役で高専に通うインターン生に、お話を聞いてみました。

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齋藤 駿(さいとう しゅん):
2001年生まれ、青森県青森市出身。函館工業高等専門学校(高専)にて情報工学を学ぶ現役の高専生。2020年5月フラー株式会社に入社。現在は人事広報グループにて広報・産学連携と、一部プロジェクトにてディレクターサポートを行っている。

━━フラーではどんなお仕事をしていますか?

入社当初はWebフロントエンドエンジニアとして、医療系サービスのWebページ制作・運用を担当。その後、プロジェクト責任者とともにモバイルアプリの仕様策定や進行・課題管理を行いました。

現在は、広報業務全般を軸に、さまざまなプロジェクトのサポートやフラーが全国の教育機関と取り組んでいる産学連携業務に携わっています。

学生ではありますが、一緒に働いている人たちから様々なことを学びながら日々仕事をしています。 ただ言われたことをやるだけでなく、自分自身で企画や業務設計をして、プロジェクトの最初から最後まで一気通貫する経験を積むことができています。

━━フラーへ来たきっかけはなんですか?

フラーに入社したのは4年生の5月なんですが、それ以前に特別な活動は一切していませんでした。ごくごく一般的な高専生だったと思います。

フラーを知ったきっかけは、僕が高専2年生の際の学科講演で、副社長の櫻井さんが講師として函館高専に来てくださったことです。主に高専生のキャリアについての講演だったのですが、同じ高専卒ということもあり、自分の心にすごく響いたんです。高専にいると、どうしてもメーカー系・大手企業と関わることが多くなりベンチャー企業と関わる機会が数少ない点も相まって、インパクトが凄かったことを覚えています。

▼函館高専での講演レポート記事はこちら
https://note.com/sanokazuya0306/n/nd79f701109b9
 
それからも何度か、フラーメンバーの方に函館高専へ来ていただく機会があり、その度にイベントへ参加していましたが、そのころはまだ単なる参加学生の中の一人に過ぎませんでした。
具体的に関わりを持ったのは、4年生になる前の3月。僕がリーダーを務めるプロコンチームのメンターに、フラー執行役員CTOの藤原さんがついてくださったんです。

メンタリングは完全オンラインで、Zoom越しでしかお話ししたことはなかったのですが、2回目くらいのミーティング時にフラーのインターンにお誘いいただきました。

フラーに実際に入社してからはどうですか?

僕は当初エンジニアとして入社したのですが、正直なところ全くお力になれず……プロジェクトチームの皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしました。入社して最初にアサインいただいたプロジェクトがとてもハードだったため、まずは開発するプロダクトを理解することからはじめて、必死になってプロジェクトの進行にしがみついていたのを覚えています。

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それからディレクター職に徐々にシフトして今に至りますが、どんな時でも一貫して助けられたのは、フラーの「いつでも、なんでも気軽に物事を聞くことができる環境」です。

どんな人でも、どんな場面でも、気軽に聞くことができる環境がフラーには整っています。これは、しっかりと定められているというよりも、フラーの皆さんがとても柔らかくて、和やかな雰囲気が出ているからこそ実現できている環境だと思います。

文字に起こすと非常に当たり前のことのようですが、実際にこの環境を実現するのは決して簡単ではないと思います。特に、僕のような若いメンバーにも、ただ作業に落として工程を渡すのではなく、意図や目的をしっかりと説明した上で、上流工程から作業に加える文化がフラーにはあります。もちろんわからない部分も増えますし、既に知っている方がぱぱっとやってしまう方が作業としては早く済むのですが、「やりたい!」という熱意に対し、成長することのできる仕事を、フラーではしっかりと用意していただけます。

おかげで、フラーに入ってからたくさんのことを学んで、普通に学生生活を過ごしていては成し遂げることのできないスピードで成長することができました。

なにか印象深いことはありますか?

先程の「いつでも、なんでも気軽に物事を聞くことができる環境」にも繋がるのですが、フラーで特に印象的だったことは「自分を見てくれる人がいる」ということですね。

僕が現在の人事広報グループという部署に異動したのは2020年の9月で、そこでは主にグループ長の方につきながら、様々な業務を行なっています。割とざっくりしたテーマで仕事を振られることが多いですが、ことあるごとにサポートしてくださったり、作業が完了した後には必ずフィードバックをしていただけます。

エンジニアの方であればコードレビューの文化があるかと思いますが、ビジネスサイドで業務のたびにレビューをいただける環境は、あるように思えて実はそんなにありません。フラーでは、職種・雇用形態・年齢など関係なく、然るべき人に適切なレビューをしていただくことができます。

また、自分がフラーで行なったものの中で印象深かったのは、高専生向けのオンラインイベントの運営を行なったことです。

フラーは高専と非常に関わりの深い会社で、社員の約3割が高専出身者です。その為、「高専に恩返しをしよう」の想いで、「高専キャラバン」というイベントを主催しています。

▼高専キャラバン2020特集記事はこちら
https://note.com/fuller/n/nf26527366af2

2020年は7月と12月に計4日間、オンラインでイベントを行なったのですが、その中で自分はディレクターとして、当日のオペレーションからWebサイト作成、関係者との調整を行いました。

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(写真:2020年12月、高専キャラバン2020運営中の様子)

全国の現役高専生・高専関係者を対象としたこのイベントは、ステークホルダーが非常に多く、とてもハードなプロジェクトなのですが、常駐するプロジェクトメンバーはなんと4名! 少数精鋭のチームでなんとか乗り切りました。かなりイレギュラーなプロジェクトではありましたが、フラーにしかできないイベントの運営に大きく関わることができ、プロジェクトの一連の流れを学べたいい機会となりました。

フラーで過ごす日常の中でも、たくさんの素敵な思い出があります。僕にとってターニングポイントとなったのは、将来の進路について悩んでいた時に、親身になって相談に乗っていただいたことです。

高専出身者はやはりエンジニアになる、というのが通説です。しかし僕はエンジニアリングに対する興味はあるものの、どうしてもエンジニアとして働く自分の姿を想像できずにいました。高専生にしてはすごくマイナーな考えだと思います。

仕事をする中で、そのような悩みをふと漏らしたところ、取締役のみなさんをはじめとして、複数の方が僕のお話を聞いてくださいました。中でも、フラー社内で「戦士」と呼ばれているエンジニアリングマネージャーの方に時間をとってもらい、様々な視点で相談に乗ってくださったことが、僕の中で大きな転換点となっています。

すばり、フラーのメリット・デメリットは?

これまで書いたことの根源を考えると、フラーは「人との距離がとても近い会社」だと思います。様々な条件問わず社員同士の距離が近いからこそ、フォローが密にできているのだと思います。

これはフラーにおいてどこでも当てはまることで、例えば社長なんかでも、一緒に夜ご飯を食べながらいろんなお話をすることだってあります。

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フラーのデジタルパートナー事業においても同じだと思っていて、お客様とフラーメンバーとの距離が近いからこそ、デザインやエンジニアリングの視点からかなり具体的なお話をお客様にご提案できますし、ユーザー接点をよく考えるからこそ、ニーズに沿ったプロダクトをご提供できると思います。

改善点を挙げるならば、まだまだ成長途中の会社なので、整っていないことがたくさんあることです。研修制度や社内ドキュメントなどは、一緒に走りながら考えて、よりよい環境を作り上げているところです。そういう意味では、立ち上げからコミットすることができるので僕にとってはとても勉強になっています。一人のフラーメンバーとして、これからのフラーを創っているような気持ちです。

これからの目標は?

より良いユーザー接点を創るためにコミットできる人間になりたいです。エンジニアやデザイナーのようにプロダクトを直接開発するような立場ではないものの、バックアップする立場として、自分の居場所を確立したいと思っています。

まずは、今通っている高専を無事に卒業すること(笑) それから、様々な方の真似をしながら、自分で企画立案から目標達成までをできるようになりたいです。

実は、2022年新卒でフラーより正社員内定をいただいています。正社員入社まであと1年ありますが、即戦力としてみなさんのお力になれるよう、学びながら学生とフラーのハイブリット生活を過ごしたいと思います。

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フラーでは現在、2022年度新卒者のエンジニア・デザイナーを募集中です! また、熱意溢れる学生アルバイトも随時募集しております。

普段過ごしていては関わることのできない刺激的な場所で、素敵な学びを得てみませんか?
ご興味をお持ちいただけましたら、こちらの採用ピッチ資料もぜひご覧ください。

採用ページもぜひ覗いてみてください!

(写真撮影:岡、文章:齋藤、文章校正:平山)

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