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プロジェクトへの愛が促す円滑なコミュニケーション——2021年12月MVPインタビュー

フラーでは、特に活躍目覚ましく会社のために動いてくれたメンバーを月間MVPに選出し、感謝を伝える文化があります。
社内イベントではありますが、精一杯頑張ってくれた仲間の姿を、ぜひ社外の方にも知っていただきたい!
そこで、見事MVPを獲得されたメンバーに、いろいろ質問してみました!

今回、MVPを獲得されたのはデジタルパートナーグループの鈴木駿太さん。入社してまだ半年足らずですが、抜群のキャッチアップ力と当事者意識でフラーからもクライアントからも「頼られる存在」に。そして、今回のMVP受賞となりました!
なお、回答はすべて、ご本人にお書きいただいています。


——自己紹介をお願いします

鈴木駿太と申します!デジタルパートナーグループで、ディレクターをしています。現在は、クライアントワークとして、営業活動を支援する某業務アプリの開発プロジェクトにメインで携わっています。

——MVPを受賞された感想を教えてください

正直なところ、「動揺した」が率直な感想です(笑)

というのも、2021年の夏頃にフラーに入社して、最初の壁にぶつかったと思ったのが2021年の12月だったからです。意図するように自身のリソースを分配することができず、自身の能力不足も相まってスムーズに業務を回すことができず、なかなかうまくいかないなぁと悩んでいた時期でした。

「そんなに評価に値する仕事したかなぁ」と思いました(笑)

ただ、そういった中でも、MVPとして評価していただけたことは「自身の振る舞いを改めて客観的に振り返ろう」というきっかけになり、救いになりました。

——ご自身で特に頑張った・評価されたと思うところはどこですか?

社内・社外問わず、関わる人々に安心してもらえるように振る舞った点かなと思います。

現在携わっているプロジェクトは新規のアプリ開発であるため、毎日のように検討事項が溢れ出てきます。本来であれば、それらを事前に先回りして潰しておけるとパーフェクトなのですが、実際はそううまくはいきません。したがって、「検討事項が浮上する→確認する→わかりやすく文章にまとめる→関係各所に共有する」の流れをとにかく迅速に、愚直に繰り返し続けました。

特に意識したのは、「共有するときの文章」と「即レス」です。

文章については、結論・背景・決めたいこと、などのようにフォーマット化し、受け取り手になるべくストレスがないようにすることを心がけました。実際、自身の上長からも「駿太くんの投げる文章はパッと見でわかるので、コミュニケーションコストが少なくていいよね」というフィードバックをいただくことができました。

即レスについては、返答までに時間がかかる事柄でも「このようなステップで検討します」などのように一次回答することを意識しました。また、作業環境やPCの設定を、Slackのメンションを即座にキャッチするためのフォーメーションに整えました(笑)

本当にこれらは当たり前のビジネススキルなのですが、一瞬でも気を抜くとわけのわからない文章を相手に送ることになりますし、連絡を寝かせてしまうこともあります。リモートでのプロジェクト推進がメインである昨今の状況においては、一番意識しなければいけないことだと思っています。

それらの心がけによって「とりあえずこいつにぶん投げておけば大丈夫だろう」という安心感をもたらすことができたのかなと思います。

あとはもうとにかく誠実に向き合うのみです...!

——そこまで頑張れた理由やモチベーションはありますか?

愛がすべてだと思います!

会社のためにプロジェクトを絶対に成功させなきゃ、お客様の期待に応えなきゃ、など外的要因に基づくモチベーションも無いわけではありません。

しかし、デザインに対する愛、技術に対する愛、プロジェクトメンバーに対する愛、お客様に対する愛、ユーザーに対する愛、など「愛」に勝るモチベーションは無いと思っています。

仕事中のみならず、街中を歩いている時、本を読んでいる時、ふと今開発中のアプリのことを思い出し、「この視点は今開発中のアプリに活かせないかな??」と考えることがあります。気がつけば思考の100%がこのアプリのことです。何か自分からアプリ開発に貢献できることは無いか考え続けます。見返りなんて考えていません。これはもう勝手に溢れ出てくる愛でしかありません(笑)

愛がある仕事ができるのは、とても素晴らしいことですし、恵まれているなと思います。

——MVP受賞にあたって、感謝を伝えたい人はいますか?

関わるプロジェクトメンバーや上長などすべての人々に感謝を伝えたいですが、具体的にお二人挙げます。

一人目が、クライアント企業のご担当者様(お客様)です。プロジェクトの最初の最初からコミュニケーションをとらせていただいていますが、常に我々フラーの面々を信頼いただき、様々なご相談をいただいています。開発上の様々な検討事項についても、常にフラットに受け止めていただき、議論ができています。今回MVPを受賞できたのも、日々全力で開発する土壌をお客様に提供いただいているからこそだと思います。

二人目が、同じプロジェクトに携わっている先輩のディレクターです。とてもスキルフルで経験のあるディレクターなので、プロジェクト推進におけるスキルという点で日々勉強になることばかりです。また、それだけではなく、プロジェクトに向き合う誠実な姿勢など、マインド面でも日々行動で示していただいています。求めるクオリティの閾値をグッと上げてくれる先輩ディレクターがいたからこそ、自身も評価されたと感じています。

本当に毎日感謝しています。いつもありがとうございます!

——今後の目標を教えてください

これまで述べたように、当たり前のことを愛を持って当たり前にこなすことが2021年の自身のスタンスでした。ここに哲学・知識を加えることで、より頼られる存在になることができると思います。

そのためには、プロダクトマネジメントの知識、データ分析の知識、デジタル領域のビジネス知識、ディスカッションスキルなど、学んで実践すべきことがたくさんあります。

まだまだ毎日が反省の日々ですが、だからこそ成長も毎日だと思います。日々全力で取り組んでいくのみです!

以上、2021年12月MVPの鈴木さんでした!

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(校正:平山、写真撮影:島)

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