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リモートワークってちゃんと機能してるの? 気になる実態を4名のメンバーに聞いてみました!

フラーでは、基本的には週に一回、誰でも自由にリモートワークを行うことができます(なお、それ以外でも社会情勢に合わせて柔軟に対応しており、2020年5月からは当面の間、回数の制限なくフルリモート勤務可能としています)。

 そこで今回は、さまざまな職種のメンバーに、実際のリモートワークの様子やコツなどを聞いてみました。

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趙 恵善(ちょう へそん):
韓国ソウル生まれ。大学卒業後、来日し筑波大学大学院システム情報工学研究科でMBA取得。大手カラオケメーカーで商品開発・マーケティングの業務に携わり、結婚と出産をきっかけに退職。フラーの韓国進出のためのマーケティング業務に業務委託としてフラーにジョイン。子供の成長と共に少しずつ業務量を増やし、雇用形態も変え、現在は正社員のフルタイムでマーケティング本部CSユニットリーダー兼韓国カントリーマネジャーを担当。

━━フラーではどんなお仕事をしていますか?

アプリ分析支援事業本部で、SaaSカスタマーサクセスのユニットリーダーをしています。既存のお客様のサポートやアップセル、クロスセルが担当です。
また、海外展開において、韓国のカントリーマネージャーもしています

━━リモートワークの頻度はどのくらいですか?

週一で、必ずリモートワークをしています。

━━どんな用途でリモートワーク制度を使っていますか?

私の家庭はフルタイムの共働きで、かつ子どもがいるため、一部の家事をサポートサービスに頼っています。
週一で来てもらっているので、その日にリモートワークをしている形です。こちらが何をするでもなく、ほぼおまかせでやってくれるのですが、家にはいた方いいので。
サポートサービスを活用することで、一日あたり一時間くらいは睡眠時間が増えて、とても助かっています。

━━リモートワークの環境、やり方、コツなどを教えてください

自分が今何をやっているか、それがチームのメンバーにわかるよう心がけています。具体的には、Slack上にスレッドを立て、細かくアウトプットしています。
また、集中して作業したい時間なのか、遠慮なく話しかけてもらってだいじょうぶな時間なのかも、Googleカレンダーなどを使って、メンバーに伝えることを徹底しています。

フラーで働いていてありがたいなと思うのが、チームメンバーのみんなが、週一で必ずリモートワークをすることに、温かい理解を持ってくれていること。文句を言われたことは、今まで一度もありません。

また、こういった働き方について、夫に理解してしてもらっているのも大きいです。
というか、家事のサポートサービスを活用することも夫からの提案です。
お互いに仕事をすることは、どちらかに何かあっても家庭が成り立つという点で、リスクヘッジになっています。


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加藤 哲平(かとう てっぺい):
新潟県出身。長岡工業高等専門学校から新潟大学へ進学。在学中にフラー株式会社に入社。2014年不動産IT企業を経て、2015年フラー株式会社に再入社。現在はアプリ分析プラットフォームのデータ分析基盤の開発・運用を担当。

━━フラーではどんなお仕事をしていますか?

アプリ分析支援事業本部のプロダクトユニットでエンジニアをしています。ビッグデータの開発基盤の集計・開発などが担当です。また、いくつかのプロジェクトではPMをしています。

━━リモートワークの頻度はどのくらいですか?

月に2回くらいです。

━━どんな用途でリモートワーク制度を使っていますか?

他の人とコミュニケーションを取る必要がないような、自分ひとりで集中してガッツリやる作業をしたいときに使っています。

━━リモートワークの環境、やり方、コツなどを教えてください

リモートのために特別使っているツールはなく、いつも利用しているAsana, Zoom, Notion, GitHub, Slackで業務を行なっています。

工夫していることとしては、ドキュメントの整理が挙げられます。
オンラインでは、オフラインと比べてどうしても、気軽に声をかけたりと言ったことが難しいです。また、そのせいで逆に、一度Zoomなどで話を始めると長くなってしまいがちでもあります。

このようにリモートワークではコミュニケーションコストが嵩むので、なるべくコミュニケーションに頼らなくてもいいように、各種の情報をみんながすぐにアクセスできるところへ、ドキュメントとして整理して公開しています。

ドキュメントにはメンテナンスが必要です。管理者を明確にし、一定の期間で振り返って情報が古くなっていないか確認して、必要であれば更新や破棄を行うようにしています。
また、資料の並びをきちんと整理して、頭から辿っていけば必要な情報に必ず辿りつけるようにも工夫しています。

コミュニケーションの取り方で言えば、リモートだとテキストのやりとりが多く、冷たく伝わりがちなので、なるべく絵文字などを多めにして柔らかく表現するようにしていますね。
テキストでのやりとりでは時間が掛かったり誤解が生まれそうな複雑な話は、なるべくすぐにzoomを繋ぐようにもしています。

フラーのリモートワーク制度の良いところは、全社的なルールの枠組みはみんなで守りつつも、細かい運用は現場に任されている点です。
実際に業務を回すのはチーム単位であり、その生産性を上げるためには、そこに所属しているメンバーの個性やライフスタイル、ライフステージを考慮しなければいけません。
なので、チームごとにやり方を調整して細かい運用を変えられるのは良いですね。


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田中 大貴(たなか たいき):
山梨県出身。千葉工業大学大学院を卒業後、デザイン制作会社に入社。映像クリエイターとしてYoutubeチャンネルの運営に携わる。2019年フラー株式会社に入社。現在は共創事業本部で「Snow Peak(スノーピーク)」公式アプリやNintendo Switch用ソフト 「あつまれ どうぶつの森」のゲーム連携サービス「タヌポータル」などを中心に、UI/UXデザインを担当している。

━━フラーではどんなお仕事をしていますか?

共創スタジオでデザイナーをしています。いくつかの案件を担当しており、メインのデザイナーを務めることもあります。

━━リモートワークの頻度はどのくらいですか?

月2,3回くらいです。

━━どんな用途でリモートワーク制度を使っていますか?

会議がなく、ひたすら作業をやる……という日に、作業に集中できるよう使っています。
他にも、家で荷物を受け取りたいときや、天気が悪くて家を出たくないときなどにも。

━━リモートワークの環境、やり方、コツなどを教えてください

まず、「ちゃんと着替える」ことを意識しています。つい寝たままのかっこうでやろうとしがちですが、上も(オンラインミーティングで見えないとしても)下も、ちゃんと着替えて会社に行く日と同じかっこうで仕事をしています。
仕事をやる場所も、ソファーなどではなくしっかり机で作業をするようにしています。そうしないと、意識がしっかり切り替わらないので。
これらを心がけるようにしてから、作業効率も上がったと思います。

また、部署で設定されている『オフィスの掃除の時間』の際には、リモートワークをしていても、自宅を掃除するようにしています。面倒だからと避けがちですが、一緒に掃除しているような一体感も味わえるので、良いなあと思っています。

コミュニケーションにおいては、Slackではテンション高めの反応や文面にするように心がけています。Zoomでもなるべくリアクション大きめで、相槌などもていねいに打つように。
ふだんからあまりリアクション大きい方ではなく、リモートではそれが余計増幅されて、相手に「怒っているかも」と思わせてしまうかもしれないので。

ツールは、デザイナー的にはやはりFigmaが便利です。他のメンバーのカーソルも見えて、共同作業がしっかりできます。

他は、タスク管理のJiraなども良いツールですね。今、誰がどの作業をやっているかが一目でわかり、特にエンジニアとのやりとりで重宝しています。お互いの進捗がすぐにわかるのはありがたいです。
おかげで、タスクの把握や情報のやりとりがスムーズにいっていると思います。

Confluenceも使っています。仕様や議事録をまとめておき、必要なときにあとで確認するといった、ドキュメント管理ツールとして活用しています。仕様についての理解が足りないなと思った時、さっと検索して確認できるのは便利です。
リモートでは他のメンバーに「ちょっと声をかけて聞く」というのが難しいので、助かっています。

また、そもそもフラーでは、普段から柏の葉本社と新潟支社というオフィス単位でリモート作業を行っています。なので、それらがオフィス単位でなく、各々の家になってもあまり状況は変わりません。
そんな前提があるので、フラーは、リモートワークがスムーズにできている会社だと思います。


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宮﨑朋美(みやざき ともみ):
大阪府出身。大阪大学卒業後、大阪府庁入庁。その後、結婚を機に新潟へ移住。大手新聞社、通信社勤務を経て、2018年10月フラー株式会社に入社。現在は共創事業本部のディレクター兼ユニットマネージャー。趣味は自治体職員目線で地域の課題を見つける国内旅行。

━━フラーではどんなお仕事をしていますか?

共創スタジオで、ディレクターとユニットリーダーをしています。なおユニットとは、共創スタジオにおける「課」に相当するものとお考えいただれば。
ディレクターとしてはいくつかの案件のディレクションを、ユニットリーダーとしては、チームメンバーのマネジメントを行っています。

━━リモートワークの頻度はどのくらいですか?

週一回使うようにしています。

━━どんな用途でリモートワーク制度を使っていますか?

作業に集中したいときや、体調的に通勤はちょっとしたくないなと思うときに利用しています。

また、週一で利用できるフルリモート以外にも、フレックス制度を利用したコアタイム外でのリモートワークも行っています。

プロジェクトの繁忙期では、どうしても夜遅くになってしまう作業もあるため、オフィスで仕事をしていると帰宅が遅くなってしまいます。
そういうときに、早めにオフィスを出て帰宅してしまって、いったん家事などを終わらせ、そのあとそのまま自宅でリモートワークをする、というような活用の仕方をしています。

━━リモートワークの環境、やり方、コツなどを教えてください

ツールについては、普段から使っているzoomやSlackで問題なく仕事ができています。他のユニットリーダーの同僚たちともいろいろ話し合ったのですが、わざわざ学習コストをかけてまでリモートのために新しいツールを入れなくても大丈夫だろう、と。

また、私は新潟支社勤務で、そもそも普段から本社と遠隔でやりとりをしているので、リモートワークだからといって特別に戸惑うことや改めて困ることはありません。

フラーのリモート制度は、全社的によく機能していると感じています。身体的な面でも精神的な面でも、働くときの負担が軽減されている実感はありますね。

特にやはり、週一のフルリモートとはまた別に、フレックス制度で15時以降であればいつでも自宅で作業ができる、というのは助かります。業務負荷に合わせて勤務のスタイルを変えられるのは、良いことだと思います。

逆に課題はと言うと、Zoom疲れが挙げられます。
さまざまな事情でリモートワークが多くなると、やはり最初はみんな、「意識して雑談を入れるようにしよう」と考えます。ですが、みんながリモートワークに慣れると、逆に普段よりも会議が多くなってきて、会話に疲れてしまうんです。
なので、リモートだからと言ってやみくもに会話の機会を増やすのではなく、なるべく最適化していく必要があるなと思います。

また、家庭の事情や、ディスプレイや机などの物理的なものの事情で、全員が全員、自宅に仕事ができる環境があるわけではありません。そういった面での配慮も、これからはより必要になってくるかなと思います。

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以上、フラーのリモートワークについて、4名のメンバーにインタビューを行いました。今回ご紹介した、リモートワークを使うタイミングや使う際の工夫点などなどが、皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

フラーでは、新メンバーを随時お迎え中。リモートワークをうまく活用しながら一緒にお仕事しませんか? 
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