22年新卒メンバーへ入社半年後のインタビュー! フラーへ入ってぶっちゃけどうですか?
事業拡大を続けるフラーでは、新卒採用も本格化! 今年2022年は、新卒の学生から7名を新メンバーに迎えました。
入社から半年近くが経過した9月現在、新卒メンバーたちはどのような環境でどのような仕事を、どのような想いで行っているのでしょうか。
新卒入社メンバーの中からエンジニア、デザイナー職の4名に話を聞いてみました。
⸺簡単に自己紹介をお願いします。
鈴木(Androidエンジニア、写真右):
Androidエンジニアの鈴木です。高専の専攻科卒なので、年齢的には大卒の人たちと一緒ですね。
近況は……スプラトゥーン3をやってます! 発売日は有給を取りました(笑)
新保(Androidエンジニア、写真中央):
Androidエンジニアの新保です。大卒ですが、二回休学しているので年齢は大学院卒と同じになります。
キャンプが好きで、昨日も山に登ってきました。
小島(デザイナー、写真左):
デザイナーをしています、小島です。フラーには去年大学生をしながらアルバイトとして入って、今年正社員として入社しました。
ネイルをすることと猫の動画を見ることが趣味です。
吉原(デザイナー、新潟よりリモート):
デザイナーの吉原です。今日集まった他の新卒メンバーはみんな柏の葉オフィスなので、4人の中ではフラー新潟オフィス唯一の新卒になります。出身は社長副社長と同じ千葉大、趣味は愛車で好きな音楽をかけながらドライブをすることです。
⸺フラーへ入社した理由を教えてください。
鈴木(Androidエンジニア):
僕は就活で、人数の少ないベンチャー寄りの会社を探していました。色々な仕事を経験できることや、風通しが良いことを重視したくて。
候補が複数ある中、最後にフラーを選んだのは、内定をいただくより一ヶ月ほど前から実際にフラーでアルバイトをしていて、この会社の雰囲気の良さを実際に知ることができていたからです。
他の理由としては、新潟に本社があることも挙げられますね。実家が新潟なので、それならいつでも新潟に帰れるかなと。
新保(Androidエンジニア):
僕が重視していたのは、クライアントワークの会社であることです。色々なアプリを作りたい、という思いがあったので。
さらにその中で、デザインにこだわっている会社がいいなと。そうなるとかなり数が絞れてきて、結構すぐにフラーに辿り着きました。
また、公式サイトやWantedlyの記事などを読んでみると、ただアプリを作るのではなくて、ユーザーの体験そのものを作ることにこだわっていることが伝わってきました。クライアントワークでそういったことにこだわったものづくりができるのは、すごく魅力的だなと。
小島(デザイナー):
私が就活をする際に一番大切にしていたのは、仕事の内容以上に雰囲気や社風です。そしてフラーについては、事前にやっていたアルバイトでそこがすごく魅力的であると知ることができました。
フラーのアルバイトでは、メンターさんがすごく丁寧に教えてくださったことが特に印象に残っています。
また、フラーのアプリの中身を知ってその質の高さに驚きましたし、デザイナーとして目標にしたい人も出来ました。
なので自然に、まずここに新卒で入って頑張ってみたいなと。
それから、他の企業もいくつか受けてはみたのですが、提出したポートフォリオに対し、フラーほどしっかりコメントをしてくれるところはありませんでした。
社長や副社長からああやってきちんと見てもらえたおかげで、自分が働く想像がより具体的にできました。そういった点も大きかったです。
吉原(デザイナー):
自分も小島さんと似ており、何をやるかと同じくらい誰と働くかを大事にしたくて、『人』という観点で会社を選びました。
その点で、やっぱりフラーの印象はすごくよかったですね。自分はフラーのインターンに参加したことがあるのですが、その際、とても暖かく迎えてもらったんです。
また、選考時の面接担当の方がすごく優しい方だったのも、非常に印象的でした。
仕事の内容の面でいうと、「デザイナーとして企画の上流から参加したい」「色々なアプリを作ってみたい」という思いがあるので、それら二つが両立できるフラーは魅力的でした。
また、千葉大卒業で新潟出身者なので、千葉にも新潟にもオフィスあるフラーにシンパシーを感じたという点もあります。
⸺オンボーディングではどのようなことを学びましたか?
鈴木(Androidエンジニア):
アルバイト入社の際のオンボーディングは、当時自分がまだほとんどAndroidのアプリ制作をやったことない状態だったので、一冊の教本を通しでこなしていきながら慣れていって、最後に自由課題として小さいアプリを自分で作ってみるという内容でした。
ちなみに、オンボーディングが終わった後での話なのですが、「オンボーディングでこなしたものとほぼ同じ内容の課題を、別の技術で作り直す」という作業にも、空いた時間でチャレンジしてみました。
そのとき参考にした本は、当時フラーに在籍していたメンバーが出したもので、「社内にはこういうアウトプットをしている人もいるんだなあ」と、とても良い刺激になったのを覚えています。
正社員になってからの技術的なオンボーディングは、個別の案件へ実際に入っていって覚える形でした。
コミュニケーション方向のオンボーディングでは、ヒアリングマラソンで色々な人と話せたのがよかったなと。アルバイトのときはメンターの方以外と話す機会が中々なかったので、様々な職種の方とコミュニケーションを取れたのは、大きかったなと思います。
新保(Androidエンジニア):
自分もオンボーディングではAndroidのアプリを作りました。アプリ開発は元々していたので、そんなに苦もなくこなせたかなとは思っていますが、実践的なレビューを色々いただけたので、そこはすごく勉強になりました。
また、テストコードを書く機会がこれまでなかったので、そこを学べたのも大きかったなと思います。
技術的なこと以外の面では、新潟本社に行ってそちらで働いている人たちと交流できたのがよかったですね。
小島(デザイナー):
私は、デザインプロセス研修が印象に残っています。フラーがデザインに対して定義している『理解する力』『設計する力』『表現する力』『伝える力』について、それぞれどういうものかというのを学ぶ内容です。講義を受けながら、実際に手を動かしてものを作っていきます。
大学ではUI/UXについて専門的に学ぶ機会がなかったので、オンボーディングで設計の部分から勉強ができたのはありがたかったです。
ちなみに、テーマはキャンプでした。私自身はキャンプ未経験者だったので、経験者へヒアリングするなどをして、一から自分で調べることも楽しみました。
また、ありがたいと言えば、メンターさんが毎日出社していつでも質問できる状況を作ってくださっていたことも、すごくありがたかったです。
吉原(デザイナー):
同じく、自分もデザインプロセス研修はすごく良い勉強になりました。
中でも特に、設計についての話が印象に残っています。
講師を務めた副社長が「デジタル領域の体験設計は、ピーク体験を作ることがとても重要。今、世の中にはアプリがたくさんあるので、その中でずっと使い続けてもらうプロダクトとするためには、ユーザーの心を掴むピーク、音楽でいうサビのような体験を意図的に作ることが大切になる」と教えてくれました。このことは、今後デザイナーとしてものづくりをしていく中で、ずっと意識していきたいなと思っています。
また、自分は新潟勤務なのですが、オンボーディングの期間は柏の葉にいました。おかげで、柏の葉オフィスの雰囲気を肌で知った状態で新潟オフィスへ来ることができたので、とてもよかったです。
⸺入社から約半年が経った今、フラーでどんな仕事をしていますか?
鈴木(Androidエンジニア):
食料品メーカーの案件におけるAndroidアプリ開発を担当しています。入った当初はトレーナーさんと一緒に担当していたのですが、アプリのver1.1が出たあたりのタイミングでトレーナーさんはほぼ抜けて、それから自分がメインの担当になりました。
機能追加などの仕事もあるのですが、最近は工数の見積もりやリリース作業などの、アプリを作るに当たって必要となる周辺のタスクをこなしています。一つの案件で色々なことを経験できて楽しいです。
新保(Androidエンジニア):
アウトドア用品メーカーと総合化学メーカーのプロジェクトにおけるAndroidアプリ開発にそれぞれ入っており、その内、総合化学メーカーの方は一人で任されています。
「どうやってコードを書いていくか」から自分で一から考えて実装していけているので、やりがいがあります。
新規開発はやっぱり楽しいですね。
小島(デザイナー):
わたしは旅客業関係の案件一つに加え、新卒採用のポスター作りやインターンのメンター業務なども行っています。
案件では、ただ部屋に引きこもってデザインをするのではなく、外に出て実地でユーザーや対象について「自分自身のリアルな体験」として情報収集し、その上でデザインしています。やっぱりそういうことが大切なんだなと、すごく実感しますね。
なので、新卒むけのポスター作りでも、アルバイトやインターンの方たち学生の皆さんにしっかりヒアリングすることを大事にしています。
インターンでは、初めて教える側に立ちました。発表会はみんなで会場に集まってのオフライン開催だったのですが、誰かが誰かに何かを伝えるときは、やっぱりそうやって直接会った方が解像度が高まるんだなと。そんな学びも得ながら、楽しく参加しました。
吉原(デザイナー):
自分はそれぞれアウトドア用品メーカー、国際芸術祭運営、金融業という三つのクライアントの案件を担当してます。すべて新潟企業の案件なので、がっつり新潟でのお仕事をやらせていただいている形ですね。
それぞれクライアントワークなので当然、クライアントさまのご要望をお聞きするのですが、ただ言われた通りに作るのではなく、実際に使うユーザーのためになる形で実装するよう意識しています。そこは研修で学んだことを活かせているかなと。
自分が作ったデザインをクライアントさまにお見せした際、「自分たちの視点からは中々出ない」と喜んでいただけることもあり、そういうときにやりがいを感じます。
⸺仕事以外で、フラーで過ごす中で楽しいことはなんですか?
鈴木(Androidエンジニア):
club-Splatoonという、スプラトゥーンで遊ぶ部活を楽しんでいます。
業務日以外でも活動していますし、ふだん仕事では関わらない他部署のメンバーたちもいるので、すごく良い場所です。
新保(Androidエンジニア):
僕はclub-runというランニングをする部活に入っています。
この前は社長とも一緒に走ってきました! ちなみに走った後は、じゃんけんで勝ったのでラーメンを奢ってもらいました。
小島(デザイナー):
わたしはclub-movieに入っています。二週間に一本、みんなで同じ映画を見て感想を言い合う活動で、普段仕事ではなかなか話す機会のない人と話せて楽しいです。
また、club-beautyにも入ってます。この前は、仕事が終わった後にみんなでネイルをしました。
また、ものづくりをするclub-fabにも入っていて、最近では金継ぎに挑戦しました。金継ぎをしっかり習っている方がメンバーにおり、その方に教わる形で。みんなで静かに集中して手を動かしていると、まるで精神統一の修行のようでもあって、良い時間でした。
吉原(デザイナー):
せっかくなので、僕は部活以外の話を。
フラーの文化で言うと、オンライン会議でチャットが盛り上がる文化が好きです。
オンライン会議ってどうしても盛り上がるのが難しいですが、フラーではメンバー皆がチャットで盛り上げてくれるので、リラックスして臨めていいなと。
また、いつでもユーザー体験を大事にしている文化も好きです。この間も、案件の一環でみんなでキャンプに行きました。みんなでユーザー体験をして、それをアプリに生かす。これこそがフラーだなと感じます。
⸺入社前とのギャップはありますか?
鈴木(Androidエンジニア):
アルバイトでは、始まる前に自分の側でどういったものが必要かなどのことをあまり言ってもらえず、いかにもベンチャーっぽいなと思っていました(笑)
ですが、改めて正社員として入ったときは色々しっかりと用意されていて、嬉しい誤算でした。
新保(Androidエンジニア):
自分はインターンやアルバイトを経由せず、あまり会社の内部を知らずにwebページだけ見て応募して入りました。なので実際に入ってみて、社内の平均年齢が若いこと、つまりみんな自分とあまり年が離れていないことに驚きました。おかげですごく馴染みやすく、ありがたいです。
小島(デザイナー):
アルバイトのときは、基本的にメンターさんとだけのやり取りでした。オンラインというのもあって、なかなか質問しづらい部分もあったのですが、正社員になって他の社員さんとコミュニケーション取れる機会ができると、「何か困ってもslackでつぶやけば誰かがすぐに教えてくれる」という状況になりました。
職種に限らず、皆さん知ってる限りで教えてくれます。こういう文化って、入社前は中々わからなかったのですが、すごく良いなと思います。
吉原(デザイナー):
インターンに参加していたので、気さくで温かい雰囲気であることは知っていました。
実際に入ってみてもやっぱり基本的にはそういう感じなのですが、一方で仕事のことになると「本気で良いものを創ろう」と、皆さんプロフェッショナルに徹します。
このメリハリがフラーの良いところの一つかなと思います。そこは社員として入らないと実感できなかった点ですね。
⸺ご自身のこれからの目標を教えてください
鈴木(Androidエンジニア):
担当案件のAndroid部分をほぼ一人でやらせてもらっているので、引き続きそこをしっかりやっていきたいというのが、直近の目標です。現在、トレーナーを務めてくださったメンバーにまだ僅かに作業へ入ってもらっているので、そこを完全に0にして、自分一人で全部できるようにしたいなと。
新保(Androidエンジニア):
まずは、Androidエンジニアとして一人前になりたいです。個人でのアプリ開発経験はあるのですが、会社に入ってプロのAndroidエンジニアとして働いた経験はやはりまだまだ足りないので、色々なことを吸収して成長していきたいです。
また、いずれは他の分野、具体的にはサーバーサイドにも挑戦したい気持ちがあります。
小島(デザイナー):
クオリティの高いプロダクトを生み出すことが目標です。そのために、世の中に出ているアプリを自分で使って体験を重ねたり、さまざまな情報をキャッチアップをしたりと、勉強を欠かさないようにしたいです。
そしてゆくゆくは、デザイナーとして企画のもっと上流から携わっていきたいなと思います。
吉原(デザイナー):
自分がフラーで0からデザインしたものを自信を持って世に出すこと、それが今の目標です!
⸺最後に、現在就活中の方々へ向けて「フラーに向いていると思う人」を教えてください
鈴木(Androidエンジニア):
向いているのは、自分から動くのが得意な人ですね。ベンチャー系はやっぱりそういうところがあると思います。
また、デザイナーやディレクターといった他職種のメンバーとしっかり話し合うことが多いので、そういう風に仕事をしていきたい人にも向いているなと感じます。
新保(Androidエンジニア):
一言で言うのは難しいですが……やっぱり楽しく働きたい人に向いている会社だと思います!
小島(デザイナー):
何か一つの分野について特化しているのも大事なことですが、フラーでは色々なジャンルの仕事をすることになるので、デザインということについて幅広く仕事ができる人が向いているなと感じます。
また、現状に満足せず常に学び続ける、やれることをどんどん増やしていきたいタイプの人にも、フラーは良い環境です。実際、自分もアプリだけではなく紙媒体でのお仕事をいただくことがあったりと、さまざまな成長をさせてもらっています。
それから、ユーザーからちゃんと意見をヒアリングするなど、ものづくりにおいて学生のうちから人に寄り添ってやってきたような人にも向いているかなと思います。
吉原(デザイナー):
向いているなと思うのは、地方に愛着があるけどしっかり最先端のデザインをやりたい人、良いものを作りたい人ですね。
新潟に本社があり、沖縄にサテライトオフィスを構えていることから分かる通り、フラーは地方の文化を大事にする会社なので、雰囲気が合うんじゃないかなと思います。
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