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スマホ時代の防災意識は?「ニュース・天気」アプリの利用ランキングから見る情報収集

フラーのデジタルノート

各月のスマートフォン(スマホ)アプリの利用動向データから市場や人々の生活、トレンドの変化を紹介する「月次アプリ情勢報告」。今回はアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータをもとにまとめた2021年12月のニュース・天気アプリの月間利用者数(MAU)ランキングと、マーケティング・リサーチを手掛ける株式会社TesTeeによる「防災意識に関する意識調査」の調査結果をもとに、”今どきの防災対策”について考えました。

アプリ業界のトレンドを知りたいマーケターの方、アプリインストール施策に役立つ分析ツールをお探しの方は必見の内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。(数値はApp Ape推計、対象はAndroid)

App Apeのデータから見た、人気のニュースアプリは?

App Ape推計、対象はAndroid)

ニュースアプリが数多く属する「ニュース&雑誌」カテゴリーの2021年12月のMAU(月間利用者数)ランキングを見ると、ニュース&雑誌カテゴリで最もMAUが多かったのは「Yahoo!JAPAN」となりました。ヤフー関連では3位に「Yahoo!ニュース」もランクインしています。

上位のランキングでは「dmenuニュース」や「ニュースパス」など、スマホのキャリアから公式で出されているニュースアプリを利用している傾向も見てとれます。

10位以下ではテレビや新聞、経済系メディアなどのアプリがランクインしています。

ニュースアプリの利用、年代ごとに特徴が

年代別のMAUランキングを見ると、40代以下はいずれの年代も1位「Yahoo!JAPAN」、2位「スマートニュース」となりました。

3位以下は年代によって微妙に差異が生じました。

10代と20代はキーワードフォローや読み上げ機能のある「ニューススイート」が、30代と40代は独自アルゴリズムで最適化されたニュースを表示する「グノシー」がそれぞれランクインしました。60代以上は他の年代に比べ「NHKニュース・防災」の順位が高く、老舗メディアへの高齢者の支持が伺えます。

天気アプリで人気が集まるのは?

App Ape推計、対象はAndroid)

災害情報アプリが数多く属する「天気」のカテゴリの2021年12月のMAUランキングを見ると、1位に「Yahoo!天気」、3位に「Yahoo!防災速報」が入っており、こちらでもヤフー関連アプリの強さが際立ちました。

また、上位には「ウェザーニュース」や「tenki.jp」といった独立系の天気関連企業や団体が手がけるアプリがランクインしており、信頼ある天気情報へのニーズの高さがうかがえます。

特定テーマ+天気の組み合わせも目立ちます。

14位の「お天気&おしゃれコーディネート」は天気に合わせたファッションコーディネートを提案するアプリです。若年層からの支持が厚くなっています。

7位の「頭痛ーる」は、気象庁のスーパーコンピュータが予測する高解像度の数値予測と観測データを活用した気象病対策アプリです。気圧の変化によって生じる体調変化をいち早く察知するため、気圧の変化予想をグラフィカルに表現。天気と体調管理という組み合わせで人気を集めています。

世代のカラーがアプリ利用に反映

1〜5位まで全体のランキングと年代間の大きな差異は見られなかった一方、5位以下では世代ごとに特徴が浮き彫りになりました。

10代と40代では「特務機関NERV防災アプリ」、20代と30代では「頭痛ーる」がランクインしました。

10代と40代で「特務機関NERV防災アプリ」のMAUが高いのは、アプリの機能面はもちろんのこと、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」への認知度も大きく寄与していると筆者は見ます。

20代と30代で「頭痛ーる」の利用が顕著であることも世代の特徴で、アプリを使った体調管理という側面で世代の支持を集めている様子がうかがえます。

災害情報や速報はスマホアプリで確認が当たり前の世界に

(株式会社TesTee提供:それちょう調べ)

人々が災害情報やニュース速報を確認する手段は、アプリに大きくシフトしています。

TesTeeが運営するnote「それ、わたし調査します」が公開した10〜40代への「防災意識に関する調査」によると、ニュースや天気に関する情報がほしい時、「ニュースアプリ」で確認している人がすべての年代で最も多く、全体で6割に達することが分かりました。

さらに自然災害速報や道路交通情報が欲しいと思ったときに確認する方法として「スマートフォン」と回答した人を対象に、「スマートフォンの何を利用しますか?」を調査したところ、いずれの年代でも第1位は「ニュースアプリの速報」となり、10代で62.0%、20代で58.8%、30代で73.2%、40代で74.4%となりました。

10代では「SNS」が47.8%と他年代に比べて利用率が高く、確認方法の傾向は20代と近い様子が伺えます。

30代では第2位に「災害情報アプリ」がランクインし、「Webサイトや検索」は23.2%と他年代に比べて高い傾向がありました。

40代では第1位「ニュースアプリの速報」が74.4%と高く、反対に「SNS」で確認する人は18.6%と他年代に比べて利用率は低いことがわかります。

テスティーが行った防災意識に関する調査の詳細は、こちらからぜひご覧ください。

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近年、地震や火山噴火などが世界的に頻発する中、情報取得方法として幅広い世代で重要性がかつてないほど高まっているニュース・防災アプリの利用動向に今後も注目が集まります。

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