【インターンシップレポート】フラーのスマホアプリ開発短期インターンシップ2022冬の5日間の様子をレポートします!
2022年の年末。フラーは12月26日から30日までの5日間、エンジニア向け短期インターンシップ「冬のスマホアプリ開発短期インターンシップ 2022」を新潟オフィスで開催しました。
今回のインターンシップはフラーが共同開発する『長岡花火公式アプリ』を題材にiOSまたはAndroidのアプリの開発を体験するもの。普段から開発現場でアプリ制作に取り組むフラーのエンジニアとともに、チームでの開発体験やフラーのデジタルプロダクトづくりを学ぶプログラムです。
このnoteでは2022年の終わりに取り組んだ5日間のインターンシップについてレポートします。
寒空の下、新潟に集合
インターンシップが行われたのは、近年まれに見る大雪から数日後の新潟オフィス。雪の影響で到着できるか心配していましたが、大きな問題なく9名のインターン生が全国から新潟オフィスに集まりました。
まずはオリエンテーションと自己紹介です。
初日ということもあり、みなさん少し緊張している様子です。
会長の渋谷と社長の山﨑からもごあいさつ。フラーの会社や文化を紹介しました。
CTOの伊津。フラーのエンジニアグループについて紹介しました。
担当者の想いが詰まったプログラム
今回のインターンシップを担当したVPoPの古林からは『長岡花火公式アプリ』の紹介やインターンシッププログラムの詳しい進め方などの説明をしました。
今回のインターンシップではフラーが実際にお取り組みをしている『長岡花火公式アプリ』のホーム画面をつくります。
インターンシップのために用意したものではなく、実際にリリースしているアプリを作ることで、より実際の業務に近くデザインも整ったアプリ開発ができることが今回のインターンシップの特長のひとつ。
説明の中で古林から伝えられたのは、今回のインターンシップのプログラムに盛り込んだ「新卒のときに教わりたかったこと」という内容と想いです。
アプリ開発に現場で取り組んできた古林だからこそ感じる、アプリ開発をはじめたころにもっと知っておきたかったことやテストに対する知識や感覚へのアプローチが今回のインターンシッププログラムには詰まっています。
「かんたんな内容ではないし今は理解しきれないかもしれないけど、いつか思い出したときにきっと役立つ内容です」と話す古林の言葉を聞いたインターン生の表情はいっそう引き締まりました。
フラーの開発を体感
オリエンテーションが終わった1日目の後半からはさっそく開発に取り組みます。Notionページに作成されたタスクカンバンを元に、それぞれ個人で開発を進めていきました。
タスクは課題という形で用意されていて、課題の中には実装の意図やサンプルコードなどが記載されているので経験が浅くても順番に取り組むことで実装に向けて進められるように作られています。
9名のインターン生に対して現役エンジニアのメンター社員が6名ついているので、わからないことがあればすぐに聞ける環境です。
今回のインターンシップのプログラムは大きく準備編、実装編、テスト編に分かれています。全編を通すことで、会社やチームで開発を進めるときに知っておくといいコードの書き方やテストの重要性が感じられるように作られた課題です。
まずはじめに取り組んだのはGitの準備。普段ひとりで開発している人には慣れないGitの扱い方に苦戦する姿も見られました。
続く実装編ではホーム画面のUI実装や花火当日の打ち上げ時間に向けたカウントダウンの実装などに取り組みました。
カウントダウンの実装の課題の場合、UIの実装・ロジックの準備・かんたんな画面描画更新のロジック作成……など細かく分かれているので、しっかりとシステムの仕組みを理解しながら実装していけるようになっています。
改修することを前提としたプログラムの書き方やデザインをどこまで実装するのかなど、チームで開発を進めるためのエンジニアの動き方を新鮮に学んでいたようです。
はじめは自分がわからないところもわからずにメンター社員に質問することをためらっていた人もいましたが、時間が経つにつれて徐々に自分が悩んでいることがわかるようになっていた様子。
どんどんと自分からメンターに積極的に声をかけて解決してタスクを進められるようになっていました。
最終日には長岡花火財団の青柳さまが来社され、長岡花火に対する想いや開発を担うエンジニアへの想いを話していただきました。
クライアントであるパートナーの方がこんなにも開発に関心を持ってくれることや一緒によりよいものを作り上げようとしてくださることは、フラーの取り組みの特長のひとつ。そんなフラーの姿勢が伝わっていたらうれしいです。
今回のインターンシップのプログラムはとてもボリュームの多い内容だったので、5日間の中ではテスト編の前にタイムアップになってしまう人も。
最終日の講義では古林から「今はできなかったかもしれないけれど、いつかきっとこの5日間で取り組んだことをどこかで思い出す日が来ると思う」と改めてこのインターンシップに込めた想いを伝えたところ、インターン生の表情には未来に向けてもっと成長したいという決意が見えました。
開発だけではない5日間
エンジニアにこそ知ってもらいたいデザイン講義
5日間の中で得た学びは、アプリ開発だけではありません。
3日目にはデザイナーとしてフラーでも第一線で活躍していた社長の山﨑が講師となり、『デザイナーではない人にこそ知ってほしいデザインの力』と題した講義がありました。
「いいデザインとはどういうもの?」の問いかけから始まった講義では、デザインの考え方やアプリ開発ですぐに活用できるポイントなどが伝えられました。
フラーではエンジニアとデザイナーが近い距離感でアプリ開発を進めていきます。フラーのエンジニアらしさが開発以外の視点からも伝わる時間になっていたようで、インターン生による当日の日報には「もっとデザインに気を配りながら開発したい」や「アプリ開発だけでなく、スライド作成などでも活かしたい!」と思いが書かれてました。
新潟で楽しむアクティビティ
同じく3日目にはオフィスがある新潟市から飛び出して、三条市にあるSnow Peakの施設へ出かけました。
目的地である『スノーピーク FIELD SUITE SPA HEADQUATERS』は、スノーピーク本社やキャンプフィールドがある「Snow Peak Headquarters」の敷地内にある施設。
新潟の里山の雪景色を眺めながら温泉や食事を楽しみました。
温泉の景色は残念ながら写真でお伝えできないのですが、パソコンからしばし離れて自然の中で天気にも恵まれながら新潟を楽しんでもらえたようです。
フラーの雰囲気をちょっとずつ体験
オフィスに戻って黙々と開発を進める中、一息つくタイミングでコーヒーが振る舞われました。
フラーには毎日15時ごろにコーヒーを飲みたい人がカフェスペースに集まる『コーヒー部』の取り組みが根付いています。インターンシップでもその雰囲気を知ってもらえたらとコーヒーを準備しました。
コーヒーから始まる何気ない会話が息抜きになったようで、その後も集中して開発に取り組んでいました。
新潟のおいしいものも楽しむ
お昼ごはんは、新潟オフィス社員のおすすめ『米山咖喱食堂』でスパイスたっぷりのごはんを食べる日やお弁当をみんなで囲んで食べる日もありました。
最終日の最後はお寿司や新潟のおいしいものを囲んで、インターン生や社員、そして長岡花火財団の青柳さまと懇親会を開きました。
学生生活の中で同世代とわいわいする機会も少なかったと話すインターン生のみなさんからは、開発体験だけでなく同世代とのつながりという意味でも有意義な時間になったと教えてもらいました。
5日間で得たこととは
最後にインターン生に聞いた「5日間を終えて感じたこと」を引用で紹介します。
今回のインターンシップを通して、開発だけでなくデザインをはじめとした他の分野も理解しようとすることの大切さやチームで開発するにあたって考えておきたいことなど、フラーが伝えたかったことがしっかり伝わっていて、とてもうれしいです……!
いつか、この5日間を思い出して
チームで開発をすることや実装するときに気をつけたいこと、エンジニア以外の分野への理解など、今回のインターンシップを通して様々なことを吸収したインターン生のみなさんでした。
これからの人生のどこかで、この5日間の何かしらを活かして活躍してくれたらと願っています。
お知らせ
フラーでは今後もインターンシップの実施を予定しています。今後の実施や募集時期などはフラーのコーポレートサイトやTwitterでお知らせしますので、お待ちいただけたらと思います。
また、フラーでは一緒に働くメンバーを積極採用中です。
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