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【イベントレポート】DERTA GIG vol.5 サービス開発の裏話 〜ハードオフ公式サイト・公式アプリ編〜

2022年11月16日に『DERTA GIG vol.5 サービス開発の裏話 〜ハードオフ公式サイト・公式アプリ編〜』が新潟会場とオンラインで開催されました。

フラーからはハードオフ公式サイトとアプリのリニューアルに携わった社員が登壇。この記事ではイベントでお話ししたことやその様子をお伝えします。

DERTA GIGとは?

DERTA GIGはDERTAが開催する新潟のクリエイターコミュニティ『cos DERTA(コサインデルタ)』のイベントのひとつです。

これまでも新潟県内外で活躍するCTOや技術者をお呼びし、最先端技術やCTOとしてのマインドセットの講義、エンジニアのキャリア育成やミートアップなどを軸にイベントを開催していて、今回はその5回目。普段は聞けない他社の開発のようすを聞くことができるイベントなので、会を重ねてリピート参加される方もいらっしゃいます。

DERTA GIG vol.5のテーマ


今回、フラー社員がお招きいただいて話したテーマは『ハードオフ公式サイト・公式アプリ  フルリニューアルの裏話』でした。

フラーは2019年から株式会社ハードオフコーポレーションさまのパートナーとしてアプリ開発のほか幅広い事業領域でデジタル領域のリブランディング、ハードオフコーポレーション子会社のリンクチャネル株式会社さまの開発体制の内製化などに共に取り組んでいます。

今回のDERTA GIGでは、その中でも『ハードオフ公式サイト・公式アプリのフルリニューアル』に焦点を絞ってお話ししました。

前半はフラー社員2名がそれぞれ開発について講演し、後半のパネルディスカッションではフラー社員だけでなくパートナーである株式会社ハードオフコーポレーションさま、リンクチャネル株式会社さまもいっしょに登壇しました。

次からはその様子をお伝えします。

ハードオフ公式アプリ フルリニューアル 開発の裏話

まず登壇したのは、Androidエンジニアの田口。

『ハードオフ公式アプリ フルリニューアル』の開発を例にフラーの開発体制や雰囲気について、そしてリニューアルにあたりどのような視点で開発を進めたのかを話しました。

プロジェクトのミッションとして掲げたのは「本当に必要な価値を、お客さまと共に、継続的にユーザーへ届けること」。このミッションの元で進めたリニューアルの画面や数値のbefore/afterについてお伝えすると、数値向上のようすに会場からはどよめきが起こる場面も。

会場では実際に手元のスマホでハードオフ公式アプリを見ながら真剣に話を聞く参加者の姿も見られました。

落ちない公式サイトの作り方 リニューアルサイトの裏側

続いて登壇したのは、サーバーサイドエンジニアの関。
普段スマホを触っているだけでは目に入らない、だけどとても重要なサーバーサイドのインフラ構成についてお話ししました。

テレビの放送や予期せぬメディア露出などにより、突然アクセス数が増えたときに備えてどのように対応するのか。シミュレーション別に実際のインフラの設計図を元に解説したり、キャッシュの分け方の話をしたりしました。

参加したみなさんが映し出される資料を食い入るように見ていた姿が印象的でした。

パネルディスカッション ハードオフ公式アプリ作成にあたっての裏話


最後はパネルディスカッションとして、公式アプリの開発を行なった株式会社ハードオフコーポレーションの店舗運営本部"Re"NK CHANNEL推進課長 伊藤さまとハードオフグループのシステム開発・保守をメインに行うリンクチャネル株式会社代表取締役社長 入倉さま、そしてフラーからシニアディレクターの伊藤とデザイナーの坂本の4名が登壇しました。

最初の質問「アプリ開発でフラーを選んだ理由は?」について株式会社ハードオフコーポレーション伊藤さまは「はじめのプレゼンから共に創っていこうという気持ちの強さ、地元で働く人を応援したいという同じ気持ち、フラーが作るアプリの評価の高さ」と回答。


褒めすぎですかね?と笑いながら話す株式会社ハードオフコーポレーション伊藤さま

続いての質問「思ったより難しかったことは?」についてはリンクチャネル株式会社の入倉さまから「前提となるシステムの理解度にフラーとハードオフ側で差があったこと。そのため出し戻しが発生して難航したこともあったけど、これからに活かすためにも必要な時間だった」とのことでした。


寄り添う姿勢で向き合ってくれたと話すリンクチャネル株式会社 入倉さま

そして「リニューアルで感じた手応えは?」の質問にフラーのディレクター伊藤は「ユーザーが使いたいと思うもの、ユーザーに届けたいハードオフの強みを考え続けたので、MAUがリニューアル後に3倍になったときはユーザーに認めてもらえたと感じた」と話しました。

パソコンに貼られたハドフめぐりのシールを見せるフラー伊藤

最後の質問「公式アプリのユニークな機能は?」についてフラーでデザインを担当する坂本からは「『ハドフめぐり』ですね。店舗毎の魅力を伝えるために写真は大事だと考えてアプリリニューアルに伴い写真の撮り方ガイドラインなどを作り、店舗の個性が見える写真を登録してもらえるように考えた」のだと、店舗を巡る『ハドフめぐり』が活発なハードオフならではのアプリの楽しみ方を聞くことができました。


実際のアプリを見せながら話すフラー坂本(写真左)

交流会のあと、閉幕へ

オンラインでの参加者はここまでで、新潟の会場ではこのあと交流会が開かれました。


イベント全体を通して新潟の会場は和やかで楽しい雰囲気があり、オンラインでもコメントで拍手が起こったり気になることを伝えたりと積極的にイベントに参加する参加者が多かったです。

このようにパートナーの方々といっしょにお話しする機会をいただいて、フラーとしても改めて取り組みを見直す良いきっかけとなりました。

あたたかな空気のまま、イベントは幕を閉じました。

* * *

今回のDERTA GIGを主催したDERTAさまは、定期的に新潟でデジタルプロダクトに関わる方向けのイベントを開催しています。今後のイベントも合わせてご覧くださいませ。

おわりに

今回イベントでお話ししたハードオフ公式アプリはこちらからダウンロードができます。

お取り組みの詳細はフラーのコーポレートサイトにも掲載していますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。

そして最後に、フラーでは一緒に働く新メンバーを積極採用中です。
フラーやフラーのものづくりにご興味お持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください。


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