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2022年版:インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?アプリユーザーが多い時間帯を調査

App Ape Lab編集部はこのほど、アプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積する最新データをもとに、インスタグラム(Instagram)のユーザー利用の動向や「いいね」をはじめとするエンゲージメントが高まりやすい時間帯を探りました。

ユーザーに価値ある情報を届けるために「いいね」を少しでも増やしたいインスタユーザーやインフルエンサー、企業でSNS運用を担当するビジネスパーソン必読の記事です。(数値はApp Ape推計、iOS・Android合算)

インスタのMAUは4年で2.3倍に

インスタグラムはこの4年で大きな成長を遂げました。2022年11月のインスタグラムの月間利用者数(MAU)は18年同月に比べ2.3倍に増加。新型コロナウイルスの影響が顕在化する前の19年11月に比べると53.0%増、直近の1年間でも9.5%増とユーザー規模は今もなお拡大傾向にあります。

2022年11月のユーザーあたりの日間平均利用時間は20分45秒で、前年同月に比べ1分26秒長くなりました。また、月間利用日数が3分の2以上以上のヘビーユーザーの割合も43.5%と高く、ユーザーのアプリへの没頭の度合いも高まっていることが伺えます。

インスタが一番使われている時間帯は?

アプリ所持者数に対する時間帯別利用者数の割合から算出した時間帯別推定アクティブ率(2022年11月)は以下の通りです。

時間帯別利用率が最も高いのは日曜21時台の13.2%で、最も低いのは月曜〜金曜4時台の1.7%です。

平日、休日のいずれも一番のピークは21時となっていますが、平日と土日でユーザーの利用傾向が大きく異なることが分かります。

平日は7〜8時台、12時台、17時〜22時にピークが発生しています。

7〜8時台は朝の通勤・通学前のすきま時間、正午は昼休みの時間にそれぞれチェックする人が多そうですし、夕方17時以降の大きなピークにかけては学校や仕事といった日中の活動が終わったり落ち着いたりしてインスタを開いている様子が想像できます。

一方、休日は平日の朝のようなピークがない代わりに9時台から0時台まで断続的に利用率が高い状態で、明らかに休日と違う利用パターンであることが見て取れます。特に日曜の日中は、平日の昼間のピークと同じかそれ以上の利用率となっているのが印象的です。

利用者の時間帯の濃淡を意識した投稿を

この時間帯別利用率のデータから読み解ける示唆には様々なものがありますが、特に示唆が大きく、投稿する際の参考になると見たのは土日の利用率の高さです。

例えば、投稿から24時間で消失するストーリーズを土日の朝に投稿することで、断続的な利用がある休日の日中からピークの夜までストーリーズが露出する形となり、アプリを開いたフォロワーの目に止まる確率が上がるかもーーといった仮説を持って投稿をすることができるでしょう。

また平日、休日のいずれも一番のピークである21時に向けて投稿することで、投稿直後の初動のいいねやリールの再生数を稼ぐことができるかもーーといった見立てもできそうです。

さらに、ユーザーがリアルタイムで視聴するライブ配信の開始・終了時間などタイミングが重要なコンテンツについては、人が多そうなピークにかかる時間帯を狙う、あるいは競合を避けて深夜や朝を狙うーーといった戦略を立てることもできるでしょう。

アカウントでどんな投稿を誰に配信したいのかによって違いはあるものの、時間帯別の利用率の傾向をデータとして把握することで、利用者の時間帯の濃淡を意識した投稿で効果的なエンゲージメントにつなげる工夫ができると筆者は強く感じています。

数値の把握はエンゲージメントに効いてくる

SNSの進化や競争が年を追うごとに激化する中、インスタグラムは長年に渡ってユーザー規模の拡大を実現している数少ないアプリです。

当初は単一枚数の写真共有というシンプルな機能だったインスタグラムは、動画投稿や複数写真投稿、24時間限定で表示されるストーリーズ、レコメンドで好みの動画を共有・拡散するリール、ライブ配信のインスタライブと多機能化。Twitter、LINE、TikTok、Facebook、YouTubeなどユーザー同士の双方向のコミュニケーションを伴うアプリとの競争の中で変化してきました。

一方、いいねやシェア、フォロワー数をはじめとする「エンゲージメント」をユーザーが追い求めるのは、ローンチ当初から現在に至るまで変わらない志向です。

エンゲージメントは個々のユーザーの達成感につながるだけでなく、商品やサービス、ブランドのインスタアカウントにとっては事業の成功の鍵すらも握る極めて重要な指標となります。

特にここ数年、新型コロナウイルスの影響でオンラインでのコミュニケーションが活性化したのに加え、SNS上に“住んでいる”とも表現されるデジタルネイティブのZ世代が消費を担う世代になってきたことも相まって、SNS施策の重要性はかつてないほど高まっています。

インスタグラム上でユーザーはどのようにアプリを利用する傾向があるのか、特に投稿直後の「いいね」など、初動のエンゲージメントに影響する時間帯別の利用動向はどうなっているのかをモニタリングすることで施策や投稿の助けになることでしょう。

[指標の説明]
※MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

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