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福利厚生『温泉施設の利用』の謎に迫る

みなさんこんにちは、フラー広報担当です。

突然ですが、弊社の福利厚生には『温泉施設の利用』なるものがあります。

なかなか他では見ることのないこの制度。今回はその実態や魅力、活用方法について、弊社所属の温泉ソムリエ(温泉ソムリエ協会より認定)に聞いてみました。

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温泉ソムリエの大野さん(写真は草津温泉 湯畑にて)。普段はApp Apeグループ・インフラユニットにてお仕事をされています。詳しいプロフィールはこちら、また、App Apeについてはこちら!


『温泉施設の利用』とはどんな福利厚生?

━━『温泉施設の利用』とは、具体的にどんなものが使える福利厚生なんですか?

大野:
フラー本社のすぐ隣には、三井ガーデンホテル柏の葉さんという綺麗なホテルがあります。フラー社員は、そのホテル内施設のひとつである天然温泉大浴場を、なんと年間5,000円(税抜)で毎日利用できます。それが福利厚生『温泉施設の利用』です。

この温泉施設は通常、ホテルへご宿泊される方々のみ入れるものなのですが、フラーは三井不動産さんの運営されているKOILという建物内に本社を構えているご縁で、特別に利用させていただいています。

━━フラー社員はどんな使い方をすることが多いんですか?

大野:
仕事帰りに寄っていくのが一番多いですね。逆に、朝に入ってから来る社員もいます。

また、うちはコアタイム以外の時間の使い方が自由になるフレックスを導入しています。そのため、例えば思考がうまく纏まらなくなってきたときなどに、一旦仕事を中断し、温泉でさっぱりとリラックスする……なんてこともできます。

実際にそうしている社員もいますよ。

━━なるほど。温泉ソムリエの大野さん的には、三井ガーデンホテル柏の葉さんの天然温泉大浴場は、オススメの温泉なのでしょうか?

もちろんです。まず温泉の出入り口そばに給水機がある、紙コップの用意された給水機が。

━━給水機……? 泉質とかじゃなくて……?

大野:
もちろん泉質も魅力的ですよ! それはまたちょっと後でご説明します。
でも、出入り口そばに紙コップが用意された給水機があるっていうのは、実はとても重要なポイントなんです。


健康と紙コップ付き給水機

大野:
温泉に入った後はもちろん、入る前にもしっかり水分補給するのは、すごく大事なことなんです。
温泉に入って汗をかくなどして体から水分が失われると、脱水症状のほか、血液の粘度が上がることによるさまざまなリスクがありますから。

とは言え、温泉に入った後は喉が渇くから自然と水分補給するんですが、入る前については正直忘れがちになります。温泉に入ってから思い出すみたいな。

でも、出入り口すぐそばに給水機があれば必ず目につくので、その心配がなくなります。

━━紙コップ付きであることも強調されていましたが、それはどうしてなんですか?

よくあるペダルを踏んで水が出てくるタイプだと、ちょろちょろっとしか出ないものとか、逆にやたら勢いが良いものとかがあったりして、ちょっと飲みにくかったりしませんか? あと、自分がどれくらい飲んだかもよくわからないし。

温泉前の水分補給は、口を湿す程度では足りません。かと言ってがぶ飲みすれば良いものでもありません。適量である必要があります。
体調等にもよりますが、具体的にはコップ一杯程度かなと思います。

そう考えると、紙コップが提供されているタイプの給水機があれば、誰もがその適量を摂取しやすいので素晴らしい、ということです。

小さなことと思われるかもしれませんが、三井ガーデンホテル柏の葉さんの温泉は、普通に毎日利用する社員もいます。
健康に関わるので、こういった濃やかな配慮はすごくありがたいし心強いですね。


泉質について

━━泉質についてはいかがですか?

大野:
「熱の湯」と呼ばれるナトリウムー塩化物強塩温泉で、とても温まりやすいです。さらに弱アルカリ性でメタケイ酸やメタホウ酸も一定量含まれているので、肌にも良いと言われており、かつ、出た後もしっかりと保湿されます。

ありがたいなと思うのは、短時間でもしっかり体が温まるタイプの温泉であること
仕事を中断してリフレッシュしたいと思ったときは、やっぱりサッと入ることが多いですから。
せっかちな人も多い上、肩こりが職業病なエンジニアチームからすると特にありがたいことですね。


温泉部

━━三井ガーデンホテル柏の葉さん以外の温泉に行くこともあるんですか?

大野:
はい。福利厚生として『温泉施設の利用』があるほかにも、フラーには温泉部という部活があります。会社周辺の温泉を中心に、月1でいろいろなところを巡っていますよ。

ちなみに会社公認で、部費も支給されています。

━━やっぱり、みんな温泉が好きだからという理由で活動しているんですか?

大野:
もちろん、単純に温泉が好きだからとか、あとは健康に良いからという理由で活動してはいます。でも一方で、うちの会社ならではの楽しみ方もあります。

というのも、フラーはもともと、データ分析をメインにやっている会社です。データを大事にしているんです。
だから温泉に入るときも温泉成分表をしっかりチェックして、その数値の意味を読み取った上で、「ここはどういう入り方に向いている」などを考え、楽しむだけではない安全で効果的な入り方を追求しています。
すでに10回近く活動しているので、温泉部メンバーの知識もなかなかのものだと思います(笑)

また、フラーは地方創生にも力を入れていて、これも温泉とちょっとリンクするかなと思っています。

温泉って、交通の便が悪いようなところに名湯があったりします。
コンテンツも同じで、人の集まっていないようなところに、実はすごく良いものがあったりする。地方に眠るそういったものに、ITやデータという面からお力添えするのが、自分たちのミッションのひとつだと思います。

それから、他のたくさんの温泉を知ることで、普段お世話になっている三井ガーデンホテル柏の葉さんの温泉について、また新たな発見があるというか、あらためて「良い温泉だなあ」と感じられたりもします。

温泉とIT企業

━━お話を聞いていて、温泉をもっと活発に利用するべきだなと思うようになりました

大野:
個人としてももちろんですし、会社としてもどんどん活用するべきものだと思います。IT企業は特に、『温泉施設の利用』という福利厚生と相性がいいと感じますね。

IT企業はフレックス制が少なくないと思うのですが、ここに温泉の福利厚生が合わさると、すでにご紹介した通り、仕事で行き詰まったときに温泉で気軽にリフレッシュできるようになる。

また、日本の社会全体がそうですが、特にIT企業ではアルハラ※1への嫌悪感や健康志向から、飲み会が社員交流の場として必ずしも機能しなくなってきているのではと思います。お酒をそもそも飲まない人も多くなってきましたし。
しかし温泉なら、同性限定にはなってしまいますが、リラックスした場でいろいろ話せます。健康に良いというオマケ付きで。


福利厚生に『温泉施設の利用』があるというのは、一見すると突飛な印象もあるかもしれませんが、非常に合理的で効果のあるものだと私は思います。

※1:アルコール・ハラスメント

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お読みいただき、ありがとうございました!

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