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「どの道を選んでも学んだことは活きる」長岡高専の特別授業で講演した高専OBのフラーメンバーが後輩に語った思い

フラーでは産学連携や教育連携の一環として、さまざまなバックグラウンドのメンバーが高専などの教育機関を訪問し、アプリ・デジタル開発や自身のキャリアについて語る機会が数多くあります。

6月22日には長岡工業高等専門学校(長岡高専)の2年生を対象とした特別授業の一環として、OBを含むフラーのメンバー3人が長岡市の長岡高専で講演。長岡高専OBでフラーのセールスグループ長を務める清原友紀が登壇しました。

テーマはフラーが開発を手がけた長岡高専のキャリア支援システム「みらいテラス」で、システムの解説や自身のキャリアについて語ったほか、学生からのさまざまな質問にも答えました。

この記事では当日の様子をレポートします。

長岡高専の名物といえば…!

(長岡高専の校門前で記念撮影、右から清原、氏川、大藤)

今回の講演に参加したのは清原、みらいテラスの開発を担当したエンジニアリンググループ統括マネージャーの氏川博光とディレクターの大藤淳の3人です。

(「この坂がきついんだよなあ〜」と清原。校舎までの長い坂道を歩く)

記念撮影をした校門から校舎までの坂道が長い!200mはありました。

昼過ぎに長岡高専に到着した3人のメンバーはまず学生食堂で昼食を取りました。

長岡高専といえば、なんと言っても名物の「油そば」。せっかく訪問したからにはこれを食べないわけにはいきません。

(このボリュームで大盛り税込480円!)

圧倒的な量とうまさを誇る油そばを3人はあっという間に吸うように食しました。


(油そばうまい!)

講演をした大講義室は200人以上が入る長岡高専の中でも最も大きな講義スペースです。

(整然と並ぶ椅子と机)
(外山先生は左から2人目)

講義の直前、高専との連携やみらいテラスの開発でお世話になっている外山茂浩先生(左から2人目)と記念撮影しました。

「みらいテラス」に込める思い

(満席の講義室で長岡高専の後輩に向けて講演をする清原)

高専などで学生に向けた講演をするのは今回が初めてという清原。少し緊張しながらも200人ほどの学生に向けて講演が始まりました。

講演の前半は「みらいテラスに込めた思いと私のキャリアについて」と題し、フラーが開発を担当した長岡高専のキャリア支援システム「みらいテラス」について解説。校内に散在する学生個々の学修・スキルデータを一元化し進路情報を提供することで 学生の主体性を成長へと導くものです。

「みらいテラスは、高専生の皆さんが 『今』の自分を正しく理解して、 『未来』の姿を描く。そんな機会を作るプロダクトです。 自分の可能性を、狭めず、決めつけず、 自由に考えてくれることを我々は望んでいます。ぜひ活用してください!」とみらいテラスに込めた思いを語りました。

「どの道を選んでも高専で学んだことは活きる」

講演の後半では、清原が高専入学からフラーで働くに至るまでのキャリア形成について語りました。

中学を卒業したら家を離れて一人暮らしがしたい一心で、清原は実家があった上越市から少し距離のある長岡高専を進学先として選択。学科の内容というよりも生活スタイルを変えたいという思いの方を進路選択において優先させたため、他の人にはない苦労が多かったそうです。

具体的には、高専の最大の特色である専門科目の授業が苦手で、試験前はいつも苦労していたとのこと。

逆に国語や社会などの教養科目が得意だった清原は「エンジニアや技術者が多い中で他の人と差別化を図ることの大切さを感じた」と言います。

卒業後はフラーの前職を含め一貫して営業を選択してきた清原。その理由は高専時代に参加したとある企業の課題解決型インターンシップにありました。

「インターンではITソリューションの実践をテーマに実際に課題解決の提案をしたのですが、そこで提案することの楽しさや醍醐味を味わったことが、営業という仕事を選択したことにつながっています」と清原は振り返ります。

高専時代を通じて学んだことについて、「一番の収穫は、“情報のインプット力”と“論理的思考能力”を磨けたことです。これは 教科書通りのできごとなど起こり得ない社会人生活でこそ活きる能力です」と清原。「 勉強は大変だったけど、食らいついて本当に良かったです」と強調します。

最後に「技術者になる以外にも道はあるし、どの道を選んでも高専で学んだことは活きる。高専という選択は大いに価値があります。皆さんの選択は間違いじゃないです。それが少しでも伝われば、とても嬉しいです」と語りかけてしめくくりました。

(アプリの企画・開発で大切なことについて解説する氏川と大藤)

質疑応答では、みらいテラスについての質問に対し、実際に現場で開発にあたった氏川と大藤が自身の思いを交えながら丁寧に回答しました。

(起業に関する質問もいくつも飛び出しました)

また、進路や働き方、スタートアップ・起業など多様な視点から時間内に収まらないほどたくさんの質問が飛び交いました。参加したフラーメンバー3人は長岡高専の学生の皆さんの質問の鋭さに驚き喜びつつ、それぞれの家路についたのでした。

(学生のみなさんとぜひまたお話ししたいです!)

みらいテラスの運営を通じて、フラーは今後も長岡高専の学生のキャリア構築をデジタルの観点から支えていきます。

さらにフラーでは今後も長岡高専をはじめとする高専・教育機関との連携を深めるとともに、フラーが蓄積する技術や知見を生かしたキャリア支援を積極的に展開していきます。どうぞご期待ください。

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