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【インターンシップレポート】新潟で開催したフラーのエンジニア向け短期インターンシップ2024夏をレポートします!

今年もフラーはエンジニア向け短期サマーインターンシップを開催しました。

新潟で5日間開催されたインターンシップの様子を当日のSNSポストと共にお届けします!


インターンシップ概要

インターンシップが開催されたのは、8月19日から23日までの5日間。

2017年よりフラーが開発を担当している『長岡花火公式アプリ』を教材に、各々が開発を進める5日間の短期インターンシップです。

『長岡花火公式アプリ』は2023年にグッドデザイン賞を受賞したアプリです。デザインにもこだわるフラーのアプリ開発を体験してもらいました。

開発は各々で進めますが、ただ個人で開発するだけではありません。メンターとして参加する社員からレビューを受けたり、他のエンジニアやデザイナーをはじめとする他職種とのやりとりを想定しながら進めるという、普段のフラーのアプリづくりを体験できる内容です。

これまで実施しているiOS / Androidのモバイル開発に加え、前回2023年冬インターンで好評いただいたサーバーサイドのコースも実施した今回のインターン。開発はもちろん、フラーの雰囲気を知ってもらう5日間を準備しました。

5日間の様子を詳しくレポート

1日目:オリエンテーション

初日、フラー新潟オフィスにインターン生とメンターが集まりました。
今回集まったインターン生はiOS / Android6名、サーバーサイド3名の全部で9名。顔と名前を覚えやすい人数だったためか、序盤からわいわいと話していた姿が印象に残っています。

オリエンテーションやパソコン設定などの後、夜は懇親会を開催。インターン生同士はもちろん、メンターや新潟オフィスの社員とも話に花を咲かせていました。

懇親会の後には社員おすすめのラーメン屋さんに出かける人もいて、すでに新潟を楽しんでいる様子が伺えた1日目です。

2日目:デジタルパートナー事業を知る

本格的に開発に取り組み始めた2日目は、早くもインターン生同士で「ここってどうしてる?」と相談し合う場面も多く見られました。解決できない悩みはメンター社員とも相談して、考えを深めていたようです。

この日の午後は、ハードオフコーポレーショングループでデジタル戦略を担うリンクチャネル株式会社社長の入倉さまにお越しいただきました。フラーはデジタルパートナー事業の中でハードオフコーポレーションのデジタル領域全般における支援に取り組んでいます。

フラーの事業を開発の手を動かす以外の側面からも知ってもらうため、入倉さまとフラーの担当ディレクター伊藤に両社の取り組みについて話をしてもらいました。

フラー伊藤(写真左)とリンクチャネル入倉さま(写真右)

フラーは顧客であるパートナーをアプリ開発などの面から支援しています。一般的にクライアントワークと呼ばれる分野ですが、顧客との関係は主従よりも共創という姿勢で取り組んでいます。

この日の入倉さまとの話の中ではその様子が伝わったようで、インターン生からもそのような感想が寄せられました。

実際に携わっている方のお話だからこそ、フラーさんの開発スタイルの良さが感じられてよかった。

取引先との主従関係があると思っていたけど対等な目線で接しているのを見て、普通の受託開発とは異なった雰囲気を感じることができました。

ともにインターン参加者アンケートより

フラーの事業をより知ってもらえる機会となったと感じています。

3日目:開発に集中する日

3日目は丸一日開発を進める日でした。
この日もインターン生同士やメンターを巻き込みながら、開発に夢中になっていたようです。

もぐもぐタイムも

インターンシップ期間中はお菓子や差し入れも充実していました。

新潟で作られている濃厚な飲むヨーグルト『ヤスダヨーグルト』の差し入れ、新潟を代表するお菓子がずらり並んだお菓子コーナーなど、ここで新潟の「おいしい」を体験してもらいました。

フラーは毎日15時にSlackでコーヒーのお誘いが届きます。その雰囲気をおすそ分けするようなコーヒーブレイクタイムもありました。

お菓子を食べながら集中する人、休憩しながらおしゃべりを楽しむ人、それぞれ有意義な時間を過ごしていたようです。

4日目:デザインを学ぶ

この日は“エンジニアにこそ知ってもらいたいデザイン”と題して、社長の山﨑による講義の時間を設けました。

デザイナーとしてキャリアを重ねてきた山﨑が伝えたのは、自身の学生時代の話を交えた自己紹介から会社の紹介、そしてデザインのこと。

「デザインと聞いてイメージするものって?」や「どうしてそう思うの?」とインターン生への問いかけを交えながらの講義はあっという間に時間が過ぎました。

エンジニアを志すインターン生たちもデザインの分野により興味を持った様子が感想からも伺えました。

デザインはデザイナーだけでなくエンジニア視点でも大事なのだと感じられました。

技術者がデザインとどう向き合うべきなのか考えさせられました。

「気づかないデザインはいいデザイン」という言葉が印象に残りました。身の回りのデザインの理由に目を向けて見ようと思います。

それぞれインターン参加者アンケートより

普段からエンジニアとデザイナーが近い距離で仕事をしているフラーならではの講義でした。

午後からはサーバーサイドのインターン生向けに開発におけるテストについての講義もありました。

サーバーサイドのメンター、古澤(写真右)からの講義でした。

テストについて改めて考えさせられる時間になっていたようで、感想が多く寄せられました。

普段個人開発ではあまりしっかりテストを書いてこなかったので、この機会にしっかりと学ぶことができてとても参考になりました。

今後の開発ではより積極的に、テストの目的について考えつつ書いていきたいです。

ともにインターン参加者アンケートより

5日目:総仕上げ

最終日はこれまでの総仕上げ! 
最後まで諦めずに開発していたり、和やかに会話していたり、リラックスした雰囲気で時間が過ぎていきます。

この日の午前にはiOS/Androidインターン生に向けたテストについての講義もありました。

iOSでメンターを務めた韮澤からもテストについて説明がありました。

こちらでもテストについての学びが深かったようです。感想をいくつか紹介します。

これまでは何のためにテストをするのかイマイチ理解していませんでしたが、講義を受けて理解できました。

個人開発だけではなくチームで開発する場面も出てくるので、このテスト講義を今知ることができて大変うれしいです。

もっと実践的なライブラリの話や深掘りした話も聞きたかった!

それぞれインターン参加者アンケートより

そして午後はフラーのデジタルパートナー事業の原点で今回のインターンシップの題材にもなっている『長岡花火公式アプリ』を運営する長岡花火財団の平林さんと佐藤さんにお越しいただき、CTOの伊津とアプリや花火大会の運営について話をしました。

フラーがどのように花火大会に向き合っているのか、フラーと長岡花火財団さんの関わりについてなどお話ししていただきました。

長岡花火財団の佐藤さん(写真左)と平林さん(写真右)
いただいた長岡花火のパンフレットにじっくり目を通す姿も。

時に真剣に、時に笑いを交えながらフラーのものづくりの姿勢が伝わる時間になっていたと思います。

そして、すべてのカリキュラムを終えた最後は成果発表会を行いました。

参加したインターン生、メンターの社員、全員が5日間の思いを伝え合ってインターンシップは幕を閉じました。

さいごに

インターンシップ参加者からいただいた全体を通しての感想を一部ですが紹介します。

オフラインでしか感じられない会社の良さと、エンジニアの方々の強さをとても感じました。5日間ありがとうございました。

最初はGoを使ってサーバーサイドの開発を行っているという理由で応募しましたが、実際にインターンシップに参加しプログラムをこなしていく中で社風や特に大切にしている部分などを知ることができてよかったです。

今まで自分の中では、仕事はきついもの、受託開発は相手の言いなりに開発することしかできないと思っていたのですが、フラーのインターンに参加することでこの常識が覆りました。

とても勉強になりました!仕事としてのアプリ開発の雰囲気を感じられて良かったです。

すべてインターン参加者アンケートより


このインターンシップが参加したみなさんの将来の糧になっていたら、これ以上にうれしいことはありません。参加していただき、ありがとうございました!

さて、無事に閉幕したインターンシップですが、早くも次回2024冬の募集が始まっています。今度はiOS/Androidとサーバーサイドに加えてフロントエンドのカリキュラムも開講!詳しくは別のnoteでお伝えしています。合わせてご覧ください。

過去のフラーのインターンシップについては「#フラーのインターン」でまとめています。こちらも合わせてご覧ください。




最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!もっと詳しくフラーを知ってみませんか?